HOME > キャリア・就職支援 > 公務員・教員希望者へ > 公務員の試験について

公務員の試験について

地方公務員試験について

地方公務員試験の区分は、各地方公共団体によって異なりますが、大学卒業程度、短大卒業程度、高校卒業程度に分類されます。受験する試験によって受験資格や試験科目が異なるため、早めの情報収集と試験対策は欠かせません。

主な地方公務員試験

北海道職員(一般行政、教育行政、警察行政)、各市町村職員、公立学校教員、警察、消防 など

試験科目について

教養試験

 

一般知能 数的処理(数的推理、判断推理、図形問題、資料解釈)と文章理解(現代文、古文・漢文、英文)の2分野で構成されています。暗記科目ではないため、日頃から過去問題や教材を利用して対策する必要があります。
一般知識 「社会科学」「人文科学」「自然科学」の3分野で構成されています。高校までに学習した科目から出題され、幅広い知識が求められます。出題範囲が広いため、一般知能と同じく日々努力することが大切です。

専門試験

大きく法律系・経済系・行政系の三つに分かれます。

法律系 憲法・民法・行政法・刑法・商法・労働法
経済系 経済原論・財政学・経済史・経済事情・経済政策・経営学など
行政系 政治学・行政学・社会学・国際関係・社会政策など

※論文試験を実施する自治体もあります。
※地方自治体によって出題範囲が異なるため、事前の情報収集と早めの試験対策が重要です。

国家公務員試験について

国家公務員採用試験は、大きく総合職採用試験(院卒者、大卒程度)、一般職採用試験(大卒程度、高卒程度)、専門職試験に区分されます。

総合職試験

政策の企画立案や調査、研究に関わる業務

 

  試験区分 受験資格
大卒程度試験 政治・国際、法律、経済、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境、教養 21歳以上30歳未満の者(21歳未満で大学卒業及び卒業見込みの者、教養区分は20歳の者も受験可)

試験種目・試験方法(大卒程度)

試験 試験種目 解答時間 教養区分
試験種目 解答時間
第1次試験 基礎能力試験
(多肢選択式)
3時間 基礎能力試験
(多肢選択式)
3時間30分
専門試験
(多肢選択式)
3時間30分 総合論文試験 4時間
第2次試験 専門試験
(記述式)
【政治・国際、法律、経済区分】
4時間
政策課題
討議試験
概ね2時間
【その他の区分】 3時間30分 企画提案試験
(小論文及び口述式)
概ね3時間
政策論文試験 2時間
人物試験 人物試験
英語試験 外部の英語試験を活用 英語試験 外部の英語試験を活用

※平成28年度版 国家公務員総合職試験ガイドより抜粋
※試験内容の詳細は変更になる場合があるので、HP等で必ず確認してください

一般職試験

事務処理等の定型的な業務に従事する職員の採用試験です。

 

  試験区分 受験資格
大卒程度試験 行政、電気・電子・情報、機械、土木、建築、物理、化学、農学、農業農村工学、林学 21歳以上30歳未満の者
※21歳未満の者で大学卒業(及び卒業見込み)、短大又は高専を卒業(及び卒業見込み)並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認めた者は、受験することができます。

試験種目・試験方法(大卒程度)

試験 試験種目 解答時間
第1次試験 基礎能力試験(多肢選択式)計40題
・知能分野
文章理解11題、判断推理8題、数的推理5題、資料解釈3題

・知識分野
自然・人文・社会13題(時事を含む。)
2時間20分
・【行政区分】 一般論文試験 1題
・【その他の区分】 専門試験(記述式) 1題
1時間
専門試験(多肢選択式) 3時間
第2次試験 人物試験  

※平成28年度版 国家公務員一般職試験ガイドより抜粋
※試験内容の詳細は変更になる場合があるので、HP等で必ず確認してください

 

その他、詳細事項については、人事院のホームページ等で確認してください。

専門職試験

特定の行政分野に係る専門的知識を有するかどうかを重視する採用試験です。

 

  採用試験の種類 職務の内容
大卒程度 皇宮護衛官採用試験 天皇皇后両陛下や皇族各殿下の護衛と皇居、御所等の警備に従事します。
法務省専門職員(人間科学)採用試験

●矯正心理専門職

心理学の専門的な知識・技術等をいかし、非行を犯した少年や刑事施設に収容されている受刑者を対象とする業務に従事します。

●法務教官

専門的な知識・技術と懇切で誠意のある態度をもって、少年院・少年鑑別所に収容されている少年や刑事施設に収容されている受刑者を対象とする職務に従事します。

●保護観察官

地方更生保護委員会や保護観察所に勤務し、心理学、教育学、福祉及び社会学等の更生保護に関する専門的知識に基づき、社会の中において、犯罪をした人や非行のある少年の再犯・再非行を防ぎ改善更生を図るための業務に従事します。

財務専門官採用試験 財務専門官は、財務局において、財政、金融等のプロフェッショナルとして、国有財産の有効活用、財政融資資金の供給、予算執行調査といった財政に関する業務や、地域金融機関の検査・監督、証券取引等の監視、企業内容等の開示といった金融に関する業務に従事します。このほか、地域経済情勢の調査・分析、財務省・金融庁の施策の広報といった業務にも従事します。
国税専門官採用試験 国税局や税務署において、適正な課税を維持し、また租税収入を確保するため、税務のスペシャリストとして法律、経済、会計等の専門知識を駆使し、適性な納税申告が行われているかどうかの調査・検査を行うとともに申告や納税に関する指導などの業務に従事します。
食品衛生監視員採用試験 全国の主要な海・空港の検疫所において、輸入食品の安全監視及び指導(輸入食品監視業務)、輸入食品等に係る理化学的、微生物学的試験検査(試験検査業務)、検疫感染症の国内への侵入防止(検疫衛生業務)の業務に従事します。
労働基準監督官採用試験 厚生労働本省又は全国各地の労働局、労働基準監督署に勤務し、労働基準法、労働安全衛生法などに基づき、工場、事業場などに立ち入り、事業主に法に定める基準を遵守させることにより、労働条件の確保・向上、労働者の安全や健康の確保を図り、労働災害にあわれた方に対する労災補償の業務のほか、刑事訴訟法に規定する特別司法警察職員としての職務を行います。
航空管制官採用試験 航空保安大学校における研修終了後、全国各地の航空交通管制部、空港において、航空機に対し、無線電話・レーダーなどにより、離着陸及び航行の安全に必要な指示を与え、情報の提供を行うなどの航空交通管制業務に従事します。

※人事院ホームページより抜粋

※受験資格等の詳細は、ホームページ等で確認してください。

公務員試験に挑戦するには?

受験資格を確認しよう

地方公務員は、各都道府県によって受験資格が異なります。警察官や消防官などは身長や体重、視力などが一定の基準に満たないと受験することができません。いずれも事前に受験資格を確認しなければなりません。

受験に向けて必要な準備は?

出願期間、試験日程、受験科目などの情報を入手しましょう。受験申込書は各機関から早めに入手し、準備を整えましょう。

試験の流れ

一例です。試験の種類によって異なるので、事前にチェックしておきましょう。

  1. 受験する試験を決める
  2. 試験に関する情報収集
  3. 受験申込書を入手
  4. 受験申込
  5. 第一次試験
  6. 第二次試験
  7. 採用面接など
  8. 採用内定!

採用候補者名簿とは?

「公務員試験合格=公務員になれる」というわけではありません。試験の合格者は成績が上位の者から順番に採用候補者名簿に登録され、この名簿の中から採用されます。最近は面接を重視する団体も多いので、面接対策にもしっかり取り組みましょう。公務員希望者は民間企業希望者より面接対策が遅れるので、早期からの準備が大切です。