7月19日(金)に、認定NPO法人カルチャーナイト北海道(カルチャーナイト実行委員会)主催の「カルチャーナイト2024」のプログラムとして、本学において「ウレシパ ウタラ(育てあう仲間たち)」を開催しました。
本イベントは、札幌市内全域の公共施設や文化施設、企業施設を一夜限り開放し、各施設の特色を活かした文化プログラムを地域の方に楽しんでいただくもので、本学教育の特色の一つであるアイヌ文化をテーマにプログラムを展開しました。
大学周辺地域の方に限らず、札幌市外に居住の方や海外からご来場の方など19名の皆様にご参加いただき、本学の魅力を実際に見て・聞いて・知っていただく大変貴重な機会となりました。
施設ツアーでは、大学施設にあるシマフクロウの木彫やアイヌの伝統的な住居「チセ」など、本学の本田優子教授による解説を聞きながらご覧いただき、本学でしか見られない数々の貴重な作品を存分にご堪能いただきました。
施設ツアーの後は、学生立志テラスS-wingにおいて、ウレシパクラブ所属の学生20名から衣装・装飾の紹介とアイヌの歌や踊りが披露されました。実際に身に着けているものを見せながら衣装や装飾についての紹介がされ、より深くアイヌ文化を知っていただける時間となりました。また、「ムックリ、クリムセ、フッタレチュイ、エムシリムセ、イオマンテリムセ」の全5演目を披露し、最初から最後まで練度の高いパフォーマンスに来場者からは感嘆の声があがりました。最後は、来場者の皆様にも舞踊体験をしていただき、会場全体でアイヌの歌と踊りを楽しみました。
ご来場の皆様からは、「1時間にぎゅっと詰め込まれていて楽しかった」「ウポポイなどでも見ることのできない工芸品や公演を見ることができて、とても感動した」「札幌大学ウレシパクラブ、アイヌ文化を一気に感じることができた」などの感想が寄せられました。
ご来場ならびにご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
問い合わせ先
札幌大学 地域連携センター
TEL:011-827-5877