7月27日(金)にサハリン野球連盟・野球チームが本学を訪問し、学生と交流しました。
これはロシア、サハリン州と友好都市である稚内市の「稚内国際文化交流協議会」と、外務省の外郭団体「日露青年交流センター」が共催する「サハリン野球チーム交流事業」の一環として実施されたものです。稚内市、旭川市、札幌市の各地で野球交流および、現地の青年との交流を行い、地域間交流を活発化し、日露友好関係のさらなる発展につなげていくことを目的としています。
7月25日(金)、8名の少年少女と8名の青年で来道した一行は、26日(木)に旭川市を訪問したのち札幌市に訪れました。
本学でははじめに学生によるロシア語の案内で、学内の施設見学を行いました。施設ごとに、「図書館のロシア語書籍の蔵書数は?」「野球部の部員数は?」など、その場所にまつわるクイズを交えながら楽しく見学しました。埋蔵文化財展示室では、展示しているアットゥシ(アイヌの衣装 展示品は現代のもの)の材質が「木の皮」とわかり驚きの声をあげていました。
その後学食で昼食をとりました。野球部の学生も授業後に駆けつけ、メンバーからポジションや投球の速さなどの質問を受けていました。
午後はロシア語会話の授業に参加していただきました。日本人学生とネイティブスピーカーがペアになって着席し、文法事項を織り混ぜたテキストに沿って質問と答えの練習を行いました。生のロシア語を耳にしながら実際に発音し、対話力も身につけることができる、とても効果的で貴重な体験となりました。
子供たちも楽しそうに笑顔で参加してくれ、約半日の滞在は、活気溢れる交流のときとなりました。
一行はこのあと、稚内市を訪問し、8月1日(水)に帰国されました。北海道各地の魅力を母国でもぜひ紹介していただけたらと思います。
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