2022年12月3日(土)、リンデンホールWEST1階のカモールを会場に、外国人留学生の年末人気企画「もちつき大会」を開催しました。
前回開催の2019年11月30日以降、新型コロナウイルスの影響から、大勢が集まる企画の開催を控えてきましたので、実に3年ぶりの開催となりました。
今回は、可能な限りの感染防止に努め、つきたてのお餅を使った「雑煮」や「お汁粉」などの昼食会は行わずにお持ち帰りいただく企画としました。
開催案内の折には、これまでにも毎回お世話になっている福住・西岡地区町内会の皆さんや札幌国際プラザボランティアネットワークの皆さん、日頃から外国人留学生との交流に積極的な日本人学生の皆さんが快くお手伝いを引き受けてくださり、日本の伝統的なお正月の「食」と「遊び」の文化を体験してもらうことができました。
会を始めるにあたって法被姿になった留学生は、男女を問わず交代で杵を持ち、町内会の皆さんの指導を受けながら餅つきを体験しました。
アジア圏の留学生からは、母国にも味付けは違うが同じような食べ物があり、親しみを感じる、と楽しそうに答えてくれました。
また、餅つきや餅を丸める作業では、熱心に話し掛けてくださる町内会の皆さんとの会話を楽しむ様子もあり、札幌国際プラザの皆さんが用意してくださった「けん玉」や「かるた」、「福笑い」、「折り紙」、「こま回し」、「羽根つき」などの遊びに挑戦する場面では、遊び方を教えてもらいながら笑いと興奮に包まれるなど、日本文化の体験に加え、主催者側のもう一つの願いでもある地域の皆さんとの触れ合いを楽しむ一日となりました。
ご協力いただきました福住・西岡地区町内会の皆さん、札幌国際プラザボランティアネットワークの皆さん、留学生を応援してくださる札幌大学学生の皆さんに厚くお礼を申し上げ、この企画が長く続くよう、国際交流課一同、今後も努力してまいります。
問い合わせ先
国際交流課(SUICC)
TEL:011-852-9138