11月10日(金)に、本学に在籍する外国人留学生を対象とした日本文化体験を実施しました。
このイベントは、毎年、春と秋の2回行っており、和装教室「絹の衣」様の全面協力のもと、留学生が日本の伝統文化に接し、自らの体験を通して理解を深め、日本文化に親しみを持ってもらうことを目的としています。
女子学生は色彩豊かな着物と煌びやかな帯結びで美しく着付けてもらい、日本らしい髪飾りで髪を彩りました。男子学生も袴を着て凛とした立ち姿となりました。
着付けを終えた後は、全員で茶道を体験しました。先生から、着物や袴の種類や用途について、また茶道における作法の解説もしていただきました。和菓子として、今の季節を切り取ったような繊細な細工が施された「練り切り」と、もちもちとした食感と程よい甘さが特徴の「求肥(ぎゅうひ)」のお菓子をいただき、つづくお茶のほろ苦さと合う相性を楽しみました。
留学生たちは、普段と違う装いにとても嬉しそうな表情を見せ、お互いに写真を撮りあうなど、終始和やかな雰囲気の中、日本文化に触れるひとときを過ごしました。
本学は、同大学をはじめ11ヵ国・地域の40大学と学術交流や単位互換制度に関する協定を結んでおり、海外留学制度も設けています。また、学内には国際交流の拠点として「札幌大学国際交流センター:SUICC(Sapporo University International Communication Center)」を設置し、異文化交流や、留学に関する情報を発信しています。
問い合わせ先
札幌大学国際交流センター SUICC
TEL:011-852-9138