札幌大学国際交流センターは、11月8日(金)に、和装教室「絹の衣」様の全面協力のもと、本学に在籍する外国人留学生を対象とした日本文化体験を実施しました。
このイベントは、毎年、春と秋の2回行っており、留学生が日本の伝統文化に接し、自らの体験を通して理解を深め、日本文化に親しみを持ってもらうことを目的としています。
女子学生は色彩豊かな着物と美しい帯結びで華やかに着付けていただき、日本らしい髪飾りや簪(かんざし)で美しく彩ってもらいました。男子学生も袴を着て凛とした姿となりました。
着付けを終えた後は、全員で茶道を体験しました。先生から、着物や袴の種類や用途について、また茶道における作法の解説もしていただきました。繊細な細工が施された美しい和菓子は、季節を感じさせるとともに、お茶のほろ苦い美味しさを一層引き立ててくれました。
留学生たちは、普段と違う装いにとても嬉しそうな表情を見せ、お互いに写真を撮りあうなど、終始和やかな雰囲気の中、日本文化に触れるひとときを過ごしました。
なお、この日本文化体験イベントでは、在学生がボランティアとしてサポートしてくれました。
今後も札幌大学では、多文化理解を促す国際交流事業をすすめていきます。
サポートしてくれた「国際交流ひろば」の学生たち
本学は、11ヵ国・地域の42大学と学術交流や単位互換制度に関する協定を結んでおり、海外留学制度も設けています。また、学内には国際交流の拠点として「札幌大学国際交流センター:SUICC(Sapporo University International Communication Center)」を設置し、異文化交流や、留学に関する情報を発信しています。
問い合わせ先
札幌大学国際交流センター SUICC
TEL:011-852-9138