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クラブ・サークル・課外活動
2008.05.09
漫画部が、市民の方と共同で制作した 積丹半島に伝わる「義経伝説」の紙芝居を披露
札幌大学漫画部が、北海道の地域活性・観光促進活動を行い、北海道環境保全推進委員を務める枝元征雄さんと共同で、積丹半島で今も語り継がれている義経伝説の民話を題材に紙芝居を制作し、5月8日(木)、大学会館(リンデンホール)において、完成披露発表会を行いました。
紙芝居は、積丹半島に伝わる民話を基に制作した紙芝居を現地で披露することによって積丹半島の観光活性化の一助を目指す枝元さんから、漫画部へ制作協力の依頼があり、昨年の12月から制作を開始してこのほど完成したものです。演題は「義経と神威岬の伝説」で、岩手・平泉の「衣川の戦い」に敗れ、密かに青森から蝦夷地へと落ち延びた義経とアイヌの娘との悲恋を描いた物語です。漫画部では、紙芝居の制作にあたり、約40人の部員の中から5人のプロジェクトチームを結成して、枝元氏と協議を重ねながら制作しました。
発表会には、学生・一般市民の方など約30人が集まり、水あめやキャンディーを食べながら16枚構成による約20分の紙芝居を、枝元さんの演技により楽しみました。
チームの中心的役割を担った浜田聖史さん(法学部4年)は、「市民の方と協議を重ねながら共同で紙芝居を制作したことはとてもよい経験になりました。市民の方と何かを一緒に作っていく達成感を後輩にも伝えていきたいです」と充実感をにじませていました。
■枝元さんによる紙芝居の上演
■披露を終え、あいさつを行う漫画部の浜田さん