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地域貢献
2013.10.01
「ひらめき☆ときめきサイエンス」を札幌大学で開催しました
「『2013年度ひらめき☆ときめきサイエンス』古代人はどのようにして生き抜いたか:古代人の生活を復元する」を9/7(土)に本学で開催しました。
「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは、大学等の研究機関の研究者が行っている最先端の研究に対し国が配分する「科学研究費助成事業(科研費)」の研究成果を小学校5・6年生、中学生、高校生に直に見る、聞く、ふれることにより紹介し、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムで、独立行政法人日本学術振興会の委託事業です。
本学の高宮広土教授の企画したプログラムは、遺跡から回収された動物骨、貝殻、人骨、土器、あるいは種子の分析方法やそこから何がわかるかを紹介するもので、高校生を対象に行われました。当日は、鹿児島や東京から4人の研究者が来札し講師として参加しました。
参加者は、開講式での自己紹介・オリエンテーションに続いて科研費とは何かの説明をきいたあと、「考古学・人類学からわかる過去のヒトと文化」の講義を受けました。昼食をはさみ午後は、埋蔵文化財展示室を見学後、実際に細かい動物の骨、貝殻及び種子を分析する方法であるフローテーションを見学しました。その後、5つの班に分かれて、それぞれの研究者の専門の分野で古代人の生活へアプローチを行いました。
日本ではなかなかないプログラムに参加した高校生からは、楽しかった、充実していた、毎年開催してほしい等の感想が寄せられ、考古学に魅せられた一日となりました。
※修了式
ご参加ありがとうございました。