札幌大学埋蔵文化財展示室では、2013年度博物館実習企画展「
日本の歴史の中で唯一、陸地に国境線がひかれていたサハリン(旧樺太)。わたしたちはその樺太に関してどのくらい知っているのでしょうか?
同展は博物館実習の一環として、実習生が構想から設置まで行った企画展であり、本年度はサハリンに広がる世界を国境標石・地理・民族・観光の4つの視点からご紹介します。北海道大学スラブ研究センター、根室市歴史と自然の資料館からお借りした国境標石関連資料を中心に、以前オホーツクミュージアムえさし等で開催された『樺太展』の展示資料を基に作り上げた展示をお楽しみください。
この展示を観て、日本に最も近い外国であるサハリンに少しでも興味を持って頂ければ幸いです。
皆さまのご来館をお待ちしています。