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地域貢献
2015.11.13
平成27年度札幌大学北海道市町村長リレー講座「北海道を知ろう」第4回講座を11月26日に開講します
札幌大学では、平成 18 年度から「北海道市町村長リレー講座」を開催しています。本講座は、毎回北海道内の各市町村から首長をお招きし、それぞれの自治体の「まちづくり」における理念や実際の取り組み、現状や課題などについてのお話をいただいています。
また本学学生のみならず、地域住民の方を中心とした一般の方々からも多くのご支持をいただき、おかげをもちまして、これまでに計55回の講座を開催することができました。
平成27年度第4回本講座は、講師に興部町の硲一寿町長をお迎えし、11月26日(木)13時に札幌大学において開催いたします。硲町長からは"小さな町の財政再建への取り組みから思う自治体の姿"をテーマに、お話をいただきます。
本講座は一般の方々も聴講できるように公開講座となっております。事前申込は不要、受講料は無料です。
今年で10年目の節目を迎え、今後ますます地域住民の方々に開かれた講座となりますように、多数の方々のご聴講をお待ちしております。
日時 | 平成27年11月26日(木) 13時~14時30分 |
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場所 | 札幌大学 2207教室 |
講師 | 興部町 硲 一寿町長 |
テーマ | 「小さな町の財政再建への取り組みから思う自治体の姿」 興部町も、かつては林業で栄え、官公庁の出先機関が多く存在し、人口1万人にならんとした町でありましたが、林業の衰退をいち早く捉え、酪農と育てる漁業へと産業形態を転換しました。しかし、海外製品の輸入拡大に対応するため規模拡大が進み、生産規模は大きくなりましたが、機械化の進展に反比例するかのように就業戸数と人口は減少し、現在人口4000人の小さな町となっています。 私が町長に就任した平成15年は、平成の市町村合併、交付税の大幅削減、行財政改革の真っただ中でしたが、興部町も開基100年事業や大雨洪水による激甚災害からの復旧のため、財政破たん寸前の状況で、北海道で初めて10か年に及ぶ「自主財政再建計画」を議会議決して再建に取り組みました。お陰様で平成25年3月に再建目標を達成し、現在「バイオマス産業都市構想」を進めようとしています。これまでの取り組みの中から思う「町」や「行政」についてお話をさせて頂きます。 |
受講料 | 無料 |
主催 | 札幌大学 |
後援 | 北海道、北海道町村会、北海道市長会 |
問合せ先 | 札幌大学学生支援オフィス TEL:011-852-9128 |
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