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プレスリリース
2008.11.22
学生食堂が入る「大学会館」の増築工事が竣工します
今年4月から着工していた、学生食堂が入る「大学会館」(愛称リンデンホール)の増築工事が、12月1日(月)に竣工します。
この事業は、昨年迎えた大学創立40周年を記念して、札幌大学に2つある学生食堂の1つが入る「大学会館」に隣接して新たに建物を増築し、もう1つの学生食堂が入り、老朽化が進む第一食堂棟から学生食堂と札幌大学生活協同組合(以下、大学生協)の書籍部や購買部等を移転させるものでした。
この度の竣工により、従来より学生食堂が入る既存の大学会館は「Linden Hall West」、新しく増築された大学会館は、「Linden Hall East」となります。「Linden Hall West」と「Linden Hall East」はお互いに2階部分で繋がっており、自由に行き来することができます。これにより、大学生協が運営する学生食堂、書籍部、購買部、旅行部、不動産部が1ヵ所に集り、学生生活の利便性が大幅に向上します。
新しい「Linden Hall East」は2階建てで、1階部分がフードコンビニ、書籍、購買、旅行、不動産のサービススペース、2階部分が340席の学生食堂になります。学生食堂は愛称を大学内で公募し、色々な料理を楽しく味わってもらいたいという願いを込めて、ラテン語で「味わう」という意味の「Sapio」(サピオ)と名付けました。
またこの「Linden Hall East」は、環境に配慮した設計として、1ソーラーパネルの装着2ガラス面をカーテンウォールで二重にすることにより外部からの熱負荷を抑えるシステム(ソーラーチムニー)の採用3外気を1階床下のクールチューブへ通すことにより、夏は冷却、冬は暖められた空気を利用した空調システム(クールチューブ)の採用4天井にトップライト(ガラスの窓)を設置、の4点を実施し、省エネルギーと環境への配慮に努めました。
さらに既存の「Linden Hall West」にも改修工事を実施し、2階部分にパン工房を設置して焼きたてパンを提供するカフェベーカリー(愛称「Cafe&Bakery Palette」/240席)とフルサービスのレストラン(愛称「レストラン小手毬(こでまり)」/50席)に改装し、すでにオープンしています。また1階の従来からのカフェテリア形式の学生食堂(424席)にも新たに「Come-all(カモール)」という愛称を付けました。
「Linden Hall East」の竣工を迎える12月1日は、16時45分にイルミネーション点灯式、16時55分から施設見学会、17時30分から竣工披露パーティーを行います。
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竣工間近の「Linden Hall East」
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「Linden Hall West」(左)と「Linden Hall East」