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プレスリリース
2011.02.16
札幌大学ウレシパクラブ 小学校でアイヌ文化の伝承活動
札幌大学ウレシパクラブでは、アイヌ民族の歴史や文化を深く研究するとともに、アイヌ文化振興のための活動を担うことを通じて、アイヌ民族の社会や文化に対する理解を促進しています。
この活動の一環として、2月17日(木)にウレシパ・スチューデントとウレシパ・ティー チャー17人が大学近隣の札幌市立西岡北小学校の総合的な学習の時間『西北タイム』において、子どもたちと交流しながら「アイヌ教育授業」を行います。
この授業は、アイヌ教育副読本でアイヌ民族の歴史や文化等を学習している同小学校の4年生を対象に行われ、ウレシパ・スチューデントが中心となって、アイヌの古式舞踊やクイズ形式でアイヌ文化について子どもたちと一緒に学習するものです。
少しでもアイヌ文化を身近に感じてもらうため、わかりやすく楽しみながら学習できる内容となっています。
来年度から小学校で新しく使われる社会科の教科書で、アイヌ民族の風習や伝統文化を紹介する内容が増えることから、ウレシパクラブでは今後も子どもたちにアイヌ文化についての理解を深めてもらうための活動の充実に努めていきます。
日時 | 2月17日(木)5・6校時 |
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場所 | 札幌市立西岡北小学校(札幌市豊平区西岡3条6丁目7-20) |
内容 |
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※ウレシパクラブ 平成22年4月から札幌大学で開始した、毎年一定数のアイヌ子弟を受け入れ、未来の アイヌ文化の担い手として育成するとともに、大学内に多文化共生コミュニティのモデルを創り出す仕組みを整える活動である「ウレシパ・プロジェクト」を推進する組織。
ウレシパとは、アイヌ語で「育て合い」を意味する。