札幌大学では、3月8日(日)、「札幌大学地域スポーツ・文化総合型クラブ」設立総会を開催し、すべての世代が教育、文化、スポーツを通じて、世代間の交流や青少年の健全育成を行うことを目的とした地域スポーツ・文化総合型クラブを設立しました。

さらにクラブの発足を記念し、スポーツライターで株式会社スポーツライン代表取締役の伊藤龍治氏を講師に迎え、『「スポーツと文化がもつ力」～大学が変わる、地域が変わる、ひとが変わる～』と題して設立記念講演会を行いました。

記念講演会では、講師の伊藤氏が、クラブの設立に当たり、企業スポーツが相次いで縮小・撤退し、またスポーツ選手に薬物汚染が広がるなどの世相を受け、我が国のスポーツや文化の振興に寄与するものとして、今後は大学が中心となって運営する地域スポーツ・文化総合型クラブがより重要になってくると説かれました。このような中で大学が持っている施設・設備や教育ノウハウを生かしたクラブが誕生し、学生は地域と交流することで社会性を身につけ、地域住民にはスポーツや文化活動に気軽に参加できる環境を提供していくことに大きな期待感を述べられました。

クラブは会員制で、4月1日より活動を開始します。会員を対象に講演会やスポーツ教室、スポーツクリニック等を実施していきます。またクラブが認定する札幌ジュニアFCや札ちび野球クラブ、札大ジュニアJUDOクラブ等のスポーツ団体に対して通年指導や大会などを行っていきます。現在会員を募集しています。

• 札幌大学地域スポーツ・文化総合型クラブ設立総会
• 記念講演会でクラブへの期待感を述べる伊藤龍治氏

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