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SU News
2013.07.05
清掃ボランティア「お掃除隊2013」を実施しました ー私たちを支えてくれている方々がいることへの気づきー
文化学部日本語・日本文学コース2年生(キャリアデザインアクションプログラム参加学生及び荒木奈美講師ゼミナール所属学生)が、6月17日(月)から21日(金)にかけ、昼休みの黒板消しと午後の時間帯の教室掃除をボランティアとして体験しました。
このボランティアは日頃より文学作品を通して、現代社会の諸問題や人と人とのつながりの大切さを学んでいる学生たちが、自分たちにとって「一番身近にある組織」でもある大学もまた、温かな結びつきによって支えられていると気づくことを主旨に行われました。 作業は、普段教室の清掃をしてくださっている札幌管財センター職員の方の指導を受け行いました。参加した学生は清掃をしてくださっている方々の仕事に対する真摯な姿勢に触れ、自分たちの学ぶ環境を支えてくれていることへの感謝について、改めて感じ入る機会となりました。
【実施後の学生の声】
◎このボランティア以後、自分が授業を受けるときの教室の使い方の意識が変わってきたと感じる。今後もこの気持ちを忘れずに、校内を清潔に使用したいと思った。
◎机の落書きや椅子を戻していない人が多く、そのせいで掃除がすごく大変だったので、私も今後はそういうことのないように努めようと思いました。大変でしたが貴重な体験をさせていただきました。よい経験になりました。機会があればまたやらせていただきたいです。
◎丁寧にやればいくらでも丁寧にできて、雑にやろうと思えばいくらでもおざなりにできる作業だと思った。それなのにあれだけ綺麗なのは、清掃の方の責任感のおかげなのかと感じた。
◎黒板消しは汗をかいてしまうくらい力を使う仕事だった。1つの黒板をきれいにするのに何度もクリーナーを使うことが、これほど体力を使うものとは思わなかった。自分たちが普段講義を受けている教室の黒板は掃除の方々が綺麗にしていることに改めて気づいた。普段は見えない仕事によって自分たちの講義は支えられているのだと気づくことができた。
◎床についたシャーペンの汚れを雑巾で消していくのがすごく大変でした。消しゴムのカスがすごく落ちていたので、これからは下に落とさず自分で回収すべきだと思いました。普段教室を使う上での何気ない行動が、掃除をする人の負担を多くしているということに気づけたのでよかったと思います。
◎椅子を持ち上げて拭き掃除をするのは大変だった。腕がすごく痛くなった。机のラクガキなども全部消していると聞いて、ふつう学校の机はラクガキだらけで汚くなりがちなのにキレイなのは、こうした毎日の丁寧な掃除のおかげということに気づいた。
【問い合わせ】
荒木 奈美研究室
TEL:011-852-9328 Email:araki-na@sapporo-u.ac.jp