- 札幌大学では、2020年4月、現在の1学群13専攻を1学群9専攻に再編し、新たな教育プログラムをスタートします。
- 教育の質を一層向上させるため、2020年度の入試から募集人員も現在の900人から800人に変更する予定です(追記:2019年6月、収容定員変更届出済み)。
札幌大学は、2013年に、5学部6学科から地域共創学群(1学群13専攻)に改組し、変化する社会環境に柔軟に対応できる多様な学びの選択肢を提供してきました。
新たな教育プログラムでは、専攻をもっと選びやすく、わかりやすくするため、9専攻に再編するとともに、専攻横断的な実践型の学びとして、新たに「アクティブプログラム」を展開します。
「アクティブプログラム」は、様々なテーマによる実践的な活動の中から、興味関心に応じて選択・参加できる全専攻共通のプログラムです。活動テーマごとに設けられた推奨科目の学修により、活動に必要な知識の修得と実践体験が相まって、主体的な思考力、行動力、コミュニケーション力などが身につくアクティブラーニング型のプログラムとなっています。
また、本学の幅広い学びをより主体的に活用できるよう、全専攻共通プログラム:SUTEP(ステップ)(Sapporo University "TOUGH" Educational Program)を導入します。"TOUGH"とは、困難な時代を力強く生き抜くことであり、多様化する社会で必要とされる汎用的思考力、学力テストでは測れない問題解決スキルを高めるもので、アセスメントテスト(思考力、経験、姿勢・態度について評価)を用いて、学年ごとに学生個々の力を可視化(=見える化)します。
新入生全員を対象に、議論やグループワークを中心とした課題解決型学習(PBL)、「読解力」「表現力」を高める学習を提供し、各専攻における教育プログラムや「アクティブプログラム」などの実践体験を通じて、「社会で必要とされる実力(社会人力、創造力)」を磨き上げていきます。
そして、大学4年間での学びや活動をポートフォリオ(学習・活動履歴)に記録し、振り返ることで、自分自身が成長するためにどのように行動するかを考え、実行することができ、希望する職種、企業などへの就職を強力にサポートする仕組みです。
さらに、自己のキャリア形成に向け、これまで取り組んできた内容をより充実させ、「選抜コース」「基礎力養成コース」「公務員養成コース」「教員養成コース」の4つのコースを設定します。ここでは、全専攻共通プログラムとは別に、学生個々の学習状況や希望する進路に着目し、目指すべきキャリアを支援します。
札幌大学は、開学から半世紀余り、一貫して北海道の経済界、地域社会で活躍する6万人もの人材を輩出してきました。このたびの教育改革は、本学が社会から求められる役割を担い続けるために、高校-大学-社会を一貫してつないでいこうとするものであり、時代の潮流を見据えながら、教育環境の整備・充実に全力で取り組んでまいります。
※教育プログラムの詳細については、HP等で順次ご紹介します
※募集人員の変更については、収容定員に係る届出を予定しています(追記:2019年6月、収容定員変更届出済み)
※専攻再編および募集人員の変更については予定であり、変更となる場合があります
問い合わせ先
学生支援部 入試課
TEL:011-852-9153