札幌大学が2022年度秋学期から開始する「サツダイ:みらい志向プログラム」の一つである「ビジネス創生『食・観光』プログラム」は、食・観光分野の人材育成を目指しています。このたび本学の学生15名が星野リゾート トマムでの本格的なインターンシップ(就業体験)に参加しました。
星野リゾートは日本全国および海外で60のリゾートホテルを中心とする施設(うち5施設が北海道)を運営しており、観光業界で最も注目を集めている企業の一つです。星野リゾート トマムとして特定の大学からの本格的なインターンシップ受け入れは初めてだそうで、その第一号に札幌大学が選ばれました。
今回のインターンシップは、8月10日(水)から9月10日(土)にかけて学生の希望に合わせた2週間から4週間の間、トマムに滞在してホテルの様々な業務を実際に担当するもので、レストランサービスや調理、客室清掃、フロント、売店業務などでホテル運営の基礎を学びました。参加した学生の皆さんからは、「お客様のことを考え抜き、行動することの大事さを学んだ」、「様々な仕事を体験することで視野が広がり、自分の適性を知ることができた」「学んだ言葉遣いや礼儀作法を就活に活用できると感じた」「分からないことや戸惑うことがあればまず聞いて確認することの大事さが分かった」「普段のバイトとは違う緊張感を伴う貴重な経験だった」といった声が寄せられました。
本学として学生の成長につながる貴重な機会を提供してくれた星野リゾートの北海道統括総支配人である相内学様を大森学長が表敬訪問し、今後もこのようなインターンシップを実施していくことを確認しました。来年2月~3月のスキーシーズンに再びトマムでのインターンシップ実施を見込んでいます。次回も多くの学生が参加してくれることを期待しています。