札幌大学経済・経営学会は、2/1(木)に学生懸賞論文の表彰式を開催し、優れた研究を発表した学生たちを表彰しました。入賞した論文と入賞者は以下の通りです。
会長賞・最優秀賞 | 小坂太陽(経済学専攻4年,梅根ゼミ) | 「貸与奨学金の利用者へのベネフィット」 |
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秀作賞 | 高橋祥太朗(経済学専攻4年,梅根ゼミ) | 「コロナ禍が北海道・東北の企業に与えた影響」 |
秀作賞 | 福原悠人(経済学専攻4年,梅根ゼミ) | 「ふるさと納税寄附金はどう使われているのか」 |
秀作賞 | 曽我風歌(経済学専攻3年,武者ゼミ) 他 | 「若者の所得向上による少子化対策の検討」 |
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佳作賞 | 長橋優真(経営学専攻4年,中山ゼミ) 他 | 「聖地で関係人口をどう創り出すか」 |
今回の論文部門の最優秀賞の小坂太陽さんには、9年ぶりに「会長賞」も与えられました。経済・経営学会の靍 日出郎会長は小坂さんの論文に関して「仮説とモデルを設定し、実データの分析を通じて一定の結論を得るという論理構成は説得力があり、ブレがなく、無駄な表現も見られない。論文全体がとてもきれいな日本語で書かれている」と大きな評価を与えられました。
小坂さんは、今回の受賞について「貸与奨学金についてどのくらいのベネフィットがあるのか数値化できたことに満足しています。他にも優秀な方がいるのに、まさか自分が受賞するとはと思いませんでした」と感想を述べました。また、指導教官の梅根嗣之教授は、小坂さんの論文について、「問題の設定がうまくいかなくて頓挫しそうになったこともありましたが、粘り強くまとめてくれた非常に価値ある受賞です」と評されました。