2月2日(金)に今年度3回目となる学生と学長との懇談会「ようこそ、学長室へ!」を開催しました。
この懇談会は、FD活動の一環として、学生の大学への満足度や抱えている要望等を把握し、現状を改善することで学生生活や大学運営をより良いものにすることを目的に行っているものです。
今回、大森学長との懇談会に参加したのは次年度単位互換制度※1を利用し、特別聴講生※2として桜美林大学へ派遣する2年生の2人です。西村 曜子FD・SD委員長がファシリテーターを務め、単位互換制度利用のきっかけや派遣先での学び、派遣修了後の本学での学び、現在の学生生活や学修、本学の魅力について懇談しました。
学長からの制度利用の理由や学修目標についての質問に、山舘さんは「経営学を学んでいるが、興味のあった観光分野の授業を学んでいく中でもっと詳しく学びたいという思いが強くなり、観光の中の経営など、現在学んでいることをさらに深めるために単位互換制度の利用を決意した。派遣終了後は、学群制という専攻の垣根を超えて学べるところが札幌大学の魅力のため、他専攻の学びにも積極的に取り組みたい。」
己扇さんは「将来的にデザインの分野に進みたいと考え、デザインを勉強したいが、現在学んでいる経営学にも関心がある。桜美林大学では学群に所属せず、どちらも学べるというところに魅力を感じ、単位互換制度の利用を決意した。派遣終了後は桜美林大学で学んだことも自分の強みとして活かし、北海道という地域性や札幌大学でしか学べないことを深めたい。」とそれぞれ決意を語りました。
桜美林大学と本学は2023年9月に単位互換協定を締結しており、今回が同大への学生派遣第1号となります。
最後に「色々な知識や見聞を広げ、自分の将来に役立つように大きくなって戻ってきてほしい。」と学長から激励の言葉が送られ、懇談会を締めくくりました。
この懇談会は、参加学生にとっては学長と直接意見交換ができる貴重な機会となっており、今回参加した二人は、「自分の事を話すことができて嬉しかった。たくさん応援してもらえて、より一層頑張ろうという気持ちになれた。」、「今回挑戦する他大学での学びは私にとって大きく成長できる時間になると思うので、その挑戦を学長との懇談会を通じて多くの人に知っていただけることを嬉しく思う。学長からいただいた言葉を励みに来年度頑張ろうと思った。」と感想を述べました。
本学では、今回寄せられた学生の希望や意見を活かし、大学における教育、学生支援に取り組んでいくとともに、今後も本会を引き続き開催していく予定です。
※1 単位互換制度...大学間の交流と協力を促進し、教育内容の充実を図ることを目的として、他大学との間に単位互換協定を締結し、在学中の学生が当該大学の授業科目を履修することを認める制度。
※2 特別聴講生...単位互換制度により当該大学での履修をみとめられた学生は現に在籍している大学での学籍を継続させたまま、当該大学では「特別聴講生」として扱われる。
問い合わせ先
学務部教務課
TEL:011-852-9128