11月6日(水)~7日(木)に、経済学専攻の学生17名が、長沼町にて実施された4大学合同フィールドワークに参加しました。
この取組は、本学と新潟大学、京都産業大学、兵庫県立大学で経済学を学ぶ4大学の学生が現地(フィールド)を訪れ、関係者から直接地域課題等の話を伺うことの重要性を学ぶことや、在住地域とは異なる経済・風土を体験することを目的としています。
本学からは、経済学専攻所属で、武者加苗教授のゼミナールで地域経済学を学ぶ2年生17名が参加しました。
今回のテーマは「農業」。北海道農業の課題や施策、ボトルネック等についての調査を事前学修として行ったうえでフィールドワークに臨みました。
当日は北海道開発局・長沼町・北海道庁の協力のもと、長沼町役場、ながぬま農業協同組合、Greendomファームくろだ、道の駅マオイの丘公園、フェアフィールド・マリオットながぬまを視察し、農業の高付加価値化、農業政策の意義、農業地域での関係人口の実態などについて調査しました。
1日目の視察終了後は本学セミナーハウスにて懇親会が行われ、テーマに関する議論を深めたほか、異なる地域の学生同士の交流を楽しんだ様子でした。
現在はフィールドワークのまとめとして、事前学修での調査内容と実態との差異やその要因についての考察を進め、政策提言としてまとめる作業を行っており、12月5日(木)には現地の方々へ向けての成果報告会が行われる予定です。
参加学生のコメント
佐藤 暖飛さん(経済学専攻2年)
長沼町では玉ねぎの生産をするためにいろいろな手間がかかっていて、それが代々受け継がれている歴史のある町なのだなと改めて思いました。
懇親会では札幌大学セミナーハウスで、他大学や開発局の方と道外のさまざまなお話をして交流を深めました。今後も長沼町や今回出会った方たちとのご縁を大切にしながら頑張っていきます。