12月5日(木)に、経済学専攻の学生9名が長沼町役場にて4大学合同フィールドワークの成果報告に参加しました。
この報告会は、11月に本学と新潟大学、京都産業大学、兵庫県立大学の経済学を学ぶ4大学の学生が、「農業」をテーマに行った長沼町でのフィールドワークの総まとめとなります。学生たちは視察を通して学び得たことや、地域の強みを活かしつつ地域が抱える課題の解決に向けた政策提言を行いました。各大学からSNSの活用、農家と民間企業のコラボレーションなどの多様な提案がなされました。
参加した現地関係者の皆さまから様々なご意見やフィードバックもいただき、学生たちにとって、地域の現状を多面的に理解し自らの学びを深めるとともに、地域社会とのつながりを育む貴重な機会となったようです。
報告会終了後は、齋藤良彦長沼町長へご挨拶させていただきました。
参加学生のコメント
経済学専攻2年 梅澤えれんさん
今回の発表には盛り込めなかったが、農業人口が少ないことが現段階での課題とは限らない。実際、農業人口が少ないからといって農業が成り立たないことは無いということを経済学専攻の授業で学んだ。ドローンや大型機械、AIなどの農業DXの導入により、人間の負担を軽減することは可能だ。実際に視察に行った際、車窓からドローンの会社があることを確認した。大学の授業と、外での視察と両方やって分かったことなので、今後
もこのような発表をすることがあれば深めていきたい。
武者加苗教授のコメント
今回の企画は、北海道開発局の多大なご協力を受けて行われました。また、長沼町勤務の本学OBや北海道庁の支援も受けています。学生たちには今回の件も含め、卒業後も多くの方の支援を受けたことを忘れずに、次の世代に還元していってもらいたいと考えています。このような取り組みが今後も続くことを期待します。