札幌大学では、「地域に根差した札幌大学の歴史を受け継ぎ、次世代に発信する新たな学び舎の整備」というコンセプトのもと、2020年6月より新校舎の建設を進めておりました。この度、新校舎が完成し、2021年12月7日、竣工式および落成式を執り行いました。新校舎での授業は、12月8日より開始いたします。
▲ 竣工式の様子
▲ 竣工式の様子
西岡八幡宮の神主様により神事が厳かに行われました。(新校舎1階中教室)
続く落成式は、同じく1階のプレアホールに会場を移し、本学吹奏楽団によるファンファーレの演奏とプロの打楽器奏者による縄文太鼓の迫力のあるアンサンブルで幕を開けました。荒川理事長による開会の挨拶の後、新校舎の名称の発表、紹介映像の上映、学長講演などが行われました。
▲ ジャンベ太鼓・縄文演奏家の茂呂剛伸さんと石田しろさん
▲ ジャンベ太鼓・縄文演奏家の茂呂剛伸さんと石田しろさん
縄文太鼓は、江別で出土した縄文土器の複製と蝦夷シカ革を使い、茂呂さんが制作したオリジナルの楽器です。石田しろさんは本学の卒業生です。
▲ 荒川理事長による開会の挨拶
▲ 荒川理事長による開会の挨拶
25年ぶりとなる新校舎の建設について、その経緯を振り返ると共に、ご協力を賜りました関係者の皆様へ感謝の意が表されました。
▲ 北海道建設技術センター、株式会社ドーコン、伊藤組土建株式会社各社への感謝状の授与
▲ 新校舎の名称「SUcole(スコーレ)」の発表
▲ 新校舎の名称「SUcole(スコーレ)」の発表
「SUcole」は、札幌大学を意味する「SU」に、コミュニケーション(communication)および学び(learning)それぞれの頭の2文字を合わせたネーミングです。124件の応募の中から選ばれました。また、ロゴは高さの異なる3つの棟のシルエットをイメージしてデザインされました。
▲ 大森学長による講演会
▲ 大森学長による講演会
Society 5.0時代における札幌大学の目指す姿をテーマに、新棟の果たす役割や大学教育の将来についてお話がありました。
なお、本学では新校舎の誕生を記念し、本学や北海道にゆかりのあるアーティストによる芸術作品の展示を行っております。皆様、ぜひご覧ください。
▲ プレアホールロビーに常設展示される木彫家・貝澤徹さんによるアイヌアート
落成式では、新型コロナウイルス感染症対策として、内覧会の代わりに新校舎の紹介映像を上映いたしました。こちらからご覧いただけます。