8月16日(火)~18日(木)の3日間、むかわ町にて本学学生10名が「むかわ合宿」に参加しました。本事業は、「高・大・地」三者の包括連携協定に基づく取り組みの一環として実施されており、鵡川高校で行われる課題探求型学習「むかわ学」に学生がファシリテーターとして参加し、高校生との交流や対話を通し、提言発表会へ向けたサポートを行うものです。
本事業を通し、学生のファシリテーション能力や地域の現状理解度の向上、並びに課題解決能力や地域発展のためのアイデア提案力などの修得・向上を目指しています。
今回の合宿は、高校生と大学生が交流を深め、各自が取り組む「むかわ学」の成果を最大化することを目的として開催され、専門家による講義や事例研究、フィールドワーク、グループワークなどが行われました。また、夜は合同でのカレー作りやBBQを通し、参加者同士のコミュニケーションがより一層深まりました。最終日には、3日間の感想をそれぞれ共有したほか、12月の提言発表会に向けた大まかなストーリーの作成も行われ、今後の活動へとつながる内容となりました。
参加した学生からは、「高校生の柔軟な発想や、大学生や大人からの少ないアドバイスで新たな方法を考えようとする、高校生の積極的な姿勢を直近でみることができてとても良い経験になった」「高校生とのグループワークでは、議論が途切れることなく双方が積極的に参加でき、とても有意義な時間を過ごせた」などの感想が寄せられました。
次回の交流会は9月を予定しています。
■むかわ学について
鵡川高校では、地域全体を学びの場とし、生徒自らが地域課題を設定し、探求活動(課題研究)を通して持続可能な地域創生のための基礎的な知識や技能を身につけることをねらいとし、「むかわ学」が行われています。
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