2月1日(火)、本学の学生が北海道議会議員との意見交換会を行いました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインで北海道議会庁舎と札幌大学を結んで実施しました。
この取組は、北海道議会と本学との包括連携協定に基づき行われているもので、北海道議会で議論されている地域社会が抱える諸問題等について、学生が自由にテーマを設定し、議会議員と意見交換を行うものです。自分たちの問題提起や主張について議論を深め、議員と直接意見交換できる貴重な機会となっています。
今年は日本語・日本文化専攻の荒木奈美教授のゼミから二つのチームが参加しました。
4名の学生が「新しいジェンダー教育」、6名の学生が「新しい教育の提言」をテーマとして発表しました。これらのテーマは学生たち自身が問題意識を持って提案したもので、荒木教授もそれを尊重して取り上げました。学生たちはゼミの中で半期にわたって取り組み、意見をまとめてきました。
学生たちは当初緊張した面持ちでしたが、真剣に耳を傾けてくださる議員の方々に励まされ、これまで準備してきた自分たちの考えを堂々と延べました。議員の方々からは、様々なお立場からの興味深いご意見や今後の展開についてのアドバイスや応援をいただきました。会は終始和やかな雰囲気で進行し、終了時には学生たちの充実した笑顔が見られました。
今回は急きょオンラインでの開催となりましたが、これまでと同様、学生にとって大変有意義な一日となりました。学生たちはいただいた貴重なご意見・アドバイスを今後のゼミでの取り組みに生かすため早速、準備を行っています。
札幌大学では今後も学生たちが地域の課題や道政に関わる種々の問題への関心や興味を深めるような取組を北海道議会と共に展開していきます。
北海道議会との包括連携協定についてはこちらをご覧ください。
問い合わせ先
札幌大学国際交流センター(SUICC/企画部 国際交流課)
TEL:011-852-9138
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