教員一覧・業績一覧

教員紹介

教員名
前原 宏一

■所属
札幌大学

■職名
教 授

■学位
法学修士(明治大学)

■専門分野
刑事法

■所属学会
日本刑法学会、日本犯罪社会学会、日本被害者学会、法と心理学会

実績紹介

【~2024年10月】

■研究活動

▼著書・著作
・船山泰範・清水洋雄・中村雄一編『ケイスメソッド刑法総論』(2003年・不磨書房)№59~№63を担当
・三原憲三編著『サブノート刑事法概説』(2000年・成文堂)全体の編集と第6章刑法総論の諸問題、第7章刑法各論の諸問題の執筆を担当
・三原憲三編著『ゼミナール刑法各論』(1999年・成文堂)№66偽造文書行使罪における行使の意義、№67電磁的記録不正作出罪、№68テレフォンカード・パチンコカードの有価証券性を担当
・三原憲三編著『サブノート刑事政策』(1999年・成文堂)1章刑事政策学の基礎理論、第4章第1節犯罪者処遇の意義と原則、第2節施設内処遇、第6章第1節犯罪と刑事政策の国際化を担当

▼学術論文
・「犯罪論における故意の意義」札幌大学研究紀要第1号学系統合合2021年10月(単著)
・「刑法の正統化理論としての正義論序説―刑法理論における修復的正義の位置-」札幌法学第30巻第1・2号合併号(2019年3月)
・「飲酒類型危険運転致死傷罪の基本構造と推論過程―小樽ひき逃げ事件控訴審判決を契機として―」札幌法学第27巻1・2合併号(2016年3月)
・「逮捕・監禁罪における自由剥奪の認識」札幌法学第25巻2号(2014年3月)
・「犯罪被害者の社会参加:総論-何が問われることになるのか-」被害者学研究第22号(2012年3月)(単著)
・「刑事訴訟への被害者参加―刑事司法における限界と修復的司法における可能性」札幌法学(第20巻第1・2合併号(2009年3月)(単著)
・「修復的司法と裁判外紛争処理(ADR)」細井洋子・西村春夫・樫村志郎・辰野文理編著『修復的司法の総合的研究-刑罰を越え新たな正義を求めて-』(2006年・風間書房)58頁以下〔単著〕
・「修復的司法序説」札幌法学16巻2号(2005年)1頁以下〔単著〕
・「犯罪・非行に対する国家の責任-紛争・対立の規範中心的平定から害中心的な討議的解消へ-」法律時報76巻8号(2004年)51頁以下〔単著〕
・「刑法と犯罪被害者」被害者学研究14号(2004年)76頁以下〔単著〕
・「刑事制裁の新動向と刑事制裁の目的」『三原憲三先生古希祝賀論文集』(2002年・成文堂)513頁以下〔単著〕
・「新潟女性監禁事件判決のとらえ方-犯罪被害者と刑罰-」法学セミナー572号(2002年)71頁以下〔単著〕
・「刑事訴訟における『真実(真理)論』の意義と方向性」『光藤景皎先生古稀祝賀論文集下巻』(2001年・成文堂)649頁以下〔単著〕
・「事実認定の合理性と証明度」『井戸田侃先生古希祝賀論文集』(1999年・現代人文社)325頁以下〔単著〕
・「故意概念における意的要素-ドイツにおける議論の現状-」東海大学・行動科学研究51号(1999年)163頁以下〔単著〕
・「刑事訴訟における事実認定モデル」明治大学大学院紀要第29集(1992年)法学篇309頁以下〔単著〕
・「故意の立証困難-その方法論的考察-」明治大学大学院紀要第28集(1991年)法学篇361頁以下〔単著〕
・「故意論における「意味の認識」の理論的基礎付け」明治大学大学院紀要第26集(1989年)法学篇207頁以下〔単著〕
・「構成要件による故意の規定化」明治大学大学院紀要第25集(1)(1988年)251頁以下〔単著〕
・「故意論序説(1)」明治大学大学院紀要第24集(1)(1987年)277頁以下〔単著〕
・「方法の錯誤の問題状況-特に西ドイツにおける見解について-」明治大学大学院紀要第23集(1)(1986年)247頁以下〔単著〕
・「同時認識の理論について」明治大学大学院紀要第22集(1)(1985年)251頁以下〔単著〕

▼学会発表等
・日本被害者学会第22回大会(2011年6月11日)、シンポジウム「犯罪被害者の社会参加」にパネリストとして参加。「犯罪被害者の社会参加:総論~何が問われることになるのか~」を報告
・日本犯罪社会学会第34回大会(2007年10月20日)、ラウンドテーブル・ディスカッションE「修復的司法について語ろう―対立・対話・包摂―」にて、「被害者と修復的司法」を報告
・日本被害者学会第14回大会(2003年6月14日)、共同研究:「犯罪被害者と刑罰」にて、「刑法と犯罪被害者」を報告
・日本刑法学会第81回大会(2003年5月25日)、ワークショップ「法益概念とハーム概念」にて、「法益概念について」を報告

▼その他の業績
【研究ノート】
・「先端法学としてのRJとADR-紛争処理をめぐる法現象の先端動向と今後の行方-」札幌法学17巻2号(2006年)1頁以下〔単著〕

【紹介】
・「ブレイスウェイト『民主制、コミュニティ及び問題の解決』」法律時報77巻9号(2005年)105頁以下〔単著〕
・「ブレイスウェイト『修復的司法と薬物濫用の新たな刑法』」法律時報76巻2号(2004年)132頁以下〔単著〕
・「ジョン・ブレイスウェイト、デクレーン・ロッチェ『責任と修復的司法』」法律時報75巻2号(2003年)110頁以下〔単著〕
・「紹介:ヴォルフガング・シュタイン『犯罪者-被害者-和解と責任主義:実務での成人に対する犯罪者-被害者-和解の限定的採用についての考察』」札幌法学14巻2号(2003年)77頁以下〔単著〕

【事例研究】
・「事例研究:宇和島誤認逮捕事件に見られる誤判原因の検討」札幌法学14巻1号(2003年)35頁以下〔単著〕

【翻訳】
・ジョン・ブレイスウェイト著、細井洋子、染田恵、前原宏一、鴨志田康弘(共訳)『修復的司法の世界』(2008年・成文堂)
・「K.H.ゲッセル;刑事手続における真実(真理)の探究か作出か?」現代刑事法33号(2001年)62頁以下〔単著〕
・イアン・グレイ&モイラ・スタンレー著、菊田幸一監訳『死刑★アメリカの現実上巻』(1991年・恒友出版)、「執行前夜の死刑囚」(148頁~165頁)、「誰がジミーの母親を殺したか」(166頁~178頁)の訳を担当〔単著〕

【シンポジウム報告】
・「札幌大学法学部創立20周年記念シンポジウム『なるかもしれない裁判員、不安や疑問はありませんか』-実務担当者が語る裁判員裁判-」札幌法学22巻1号(2010年)313頁以下〔単著〕

■社会活動

▼公的社会活動
・「札幌大学法学部創立20周年記念シンポジウム『なるかもしれない裁判員、不安や疑問はありませんか』-実務担当者が語る裁判員裁判」(2009年11月7日開催)を企画し、司会者として参加。

▼その他
・矯正研修所札幌支所講師(刑事訴訟法)、2003年~2005年、2007年、2011年、2012年、2014年、2015年

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