教員名
津田 裕介
■所属
札幌大学
■職名
准教授
■学位
法務博士(専門職・大阪大学)
■専門分野
民事法学、商法・会社法、法と経済学
■所属学会
日本私法学会
■保有資格
行政書士
【~2022年10月】
■研究活動
▼著書・著作
・「判例研究 特別支配株主による株式等売渡請求に際して会社法179条の8第1項の売買価格決定申立てをなし得る株主の範囲―最決平成29年8月30日民集71巻6号1000頁(マツヤ株式売渡請求に係る売買価格決定申立事件)―」The Sapporo Law Review(new ed.) 1(1), 167-199, 2021-10
・「MBOの局面において合併契約等締結後に実施されるマーケット・チェックの価格発見機能を減殺する諸要因」阪大法学 = Osaka law review 70(5), 859-984, 2021-01
・「MBOにおける「公正な価値」の算定の際に取引価格が尊重されるための考慮要素(2・完)Dell事件判決の分析」阪大法学 = Osaka law review 69(6), 1305-1332, 2020-03
・「MBOにおける「公正な価値」の算定の際に取引価格が尊重されるための考慮要素(1)Dell事件判決の分析」阪大法学 = Osaka law review 69(5), 925-956, 2020-01
・「判例研究 二段階買収において全部取得条項付種類株式を用いた株式取得価格につき、先行した公開買付価格を公正とした事案 : 大阪地裁平成二九年一月一八日決定 金判一五二〇号五六頁(エスバンス事件)」阪大法学 = Osaka law review 68(1), 231-259, 2018-05
▼学術論文
・「〔翻訳〕レブロン義務の適用される取引とは?(原題:What's the Deal with Revlon?)」(著)ザカリー=ギュブラー (訳)津田裕介 The Sapporo Law Review(new ed.) No.3, 189-255, 2022-10
▼学会発表等
・「日本のMBOにおける公正な価格とマーケット・チェックの関係性」令和4年度公益財団法人石井記念証券研究振興財団助成金授与式(於:東京証券会館) 2022年8月23日
・「MBO取引における取締役の利益相反性に関する実質審査の在り方」第12回関西新世代商事法研究会 2022年6月9日
・「積極的マーケット・チェックは『公正な手続を通じた一般株主の利益の確保』に寄与するか」2022年度大阪大学民事法研究会 2022年5月13日
・「マーケット・チェックの価格発見機能を減殺する諸要因」第3回関西新世代商事法研究会 2020年3月9日
・「二段階買収と会社法172条の「取得の価格」に関する事案についての判例評釈」(大阪地決平成29年1月18日金融・商事判例1520号56頁)第5回大阪大学民事法研究会 2018年3月1日
▼その他の業績
・令和4(2022)年度札幌大学研究助成(「M&A取引に関する日本及び米国の重要判例の分析」)
・令和3(2021)年度札幌大学研究助成(「我が国のM&A法制における取引条件の公正さについての司法審査のあり方」)
・令和3(2021)年度公益財団法人石井記念証券研究振興財団研究助成(「会社支配権市場の効率性達成手段 としてのマーケ ッ トチェックの課題の解明」)
・行政書士
■社会活動
▼公的社会活動
・一般社団法人北海道IT推進協会 北海道プライバシーマーク付与適格性審査会委員 2021‐04