8月16日(金)から23日(金)にかけて、本学の川名広文教授とそのゼミナールの学生がフィールドワーク(考古学ゼミ合宿)として、枝幸町・目梨泊遺跡の発掘調査を実施しました。
この学術調査は、オホーツクミュージアムえさしと共同し、枝幸高校総合文化研究部の皆さん、東海大学海洋文明専攻の大学生、考古学者の方々と協力して行いました。
目梨泊遺跡はオホーツク文化期最大の集落遺跡であり、調査区は昨年8月に金で装飾された刀が発見された地点です。今年の発掘では、玉砂利で覆った湯呑み状の土坑に伴い、金粉で装飾された「さや尻」金具、土器、鯨骨などが出土し、大きな成果が続いています。
本学学生にとって、考古学知識の向上と遺跡調査手法の修得に繋がる貴重な機会となりました。