[青森県立青森南高等学校 出身]
日本語・日本文化専攻(副専攻:経済学専攻)4年
種市 杏奈
「高校まではバスケに夢中でした」。そのまま指導者への道も想像したけれど、自分でも気づいていない他の可能性への出会いを求め、思い切って地元を離れ、新しい環境へ。動いた分だけ視野が広がる。「経験が私を強くしてくれました」。自分の本音が改めてみえてきた。
サツダイを
選ぶまでと選んだ理由
進路に迷っていた私に最適だった
挑戦した上で変えられる柔軟な学び。
小学生の頃からバスケットボールが大好きで、将来は指導者に、という思いもなんとなく抱いていました。高校3年生の時には部長として練習メニューの立案や後輩への指導を経験し、指導者=教員になりたいという気持ちが強まりました。しかし、いざ進路を決めるとなると、他にもやりたいことが見つかるかもしれないと迷いが。そこで、高校の先生に紹介されたのがサツダイです。多様な専攻とレイターマッチング制度があり、学びながら自分の将来とじっくり向き合えるところに魅力を感じました。
サツダイを選んで感じたこと
距離を置いてみてわかった
幼い頃からの夢への想い。
入学時の専攻は、世の中を多様な角度から学ぼうと経済学を選びました。1年間、他専攻の入門科目も体験しながら、出した答えは「やっぱり教員になりたい!」。いったん距離を置いたことで、その気持ちが強かったことに気づきました。それからは、目指す教科を国語に定め、2年次から日本語・日本文化専攻に移行。学修サポートセンターにも通い、個別指導のもと教員採用試験に向けて日々対策。近隣の小学校で学習支援ボランティアにも参加し、やりがいを感じながら将来の夢を膨らませています。
1年次からアルバイトも始めました。地元と比べて札幌はかなり都会。せっかくの好環境を存分に活かそうと、街の中心部にある、ずっと憧れていたドーナツ店や映画館で働いています。休日には買い物、グルメ、観光スポットを満喫し、札幌での生活を思い切り楽しんでいます。
今後の進路や目標
ICTを駆使できる
教員に向けて
大学院進学を計画中。
大学4年生になった今、東京にある教職大学院への進学を考えています。研究したいのはICTを使った授業法です。きっかけはボランティア先で、小学1年生がタブレットを使いこなしている場面に遭遇したこと。教育環境が大きく変わっていることを実感し、ICTという新しい教育ツールをもっと深く理解した上で、現場に出たいと思うようになりました。
高校生の中には、かつての私のように将来やりたいことが定まっていない人も少なくないと思いますが、焦る必要はありません。サツダイには、さまざまな可能性を広げながら、最適な答えを見つけられる環境が整っています!