教員一覧・業績一覧

教員紹介

教員名
平井 貴幸

■所属
札幌大学

■職名
准教授

■学位
博士(経済学)(東京国際大学)

■専門分野
観光経済学, 開発経済学

■所属学会
日本経済学会, 日本観光研究学会, 北海道都市地域学会, 北海道経済学会, 日本モンゴル学会

■学生へのメッセージ
計量経済分析のさまざまな手法を用いて,経済成長と国際観光に関する実証的な研究をメインテーマとしています。また,アジア諸国,とくにモンゴル国のマクロ経済動向についても研究しています。観光や発展という経済現象に関心があり,データを用いて分析してみたいという学生を歓迎します。

実績紹介

【~2024年10月】

■研究活動

▼著書・著作
・「北海道のインバウンド観光と誘致効率性―東日本大震災前後での比較―」三大学院共同出版編集委員会, 桑原真人, 衣川恵, 前泊博盛『北海道・鹿児島・沖縄の歴史と経済』日本経済評論社, pp.139-161, 2019年3月(第6章執筆, 共著:平井貴幸, 山田玲良)
・『外客誘致の経済分析―日本のインバウンド観光と地域開発―』株式会社五絃舎, 2012年4月(単著)
・「北海道観光の現状と外客誘致活動の効率性」桑原真人, 山田玲良, 石井聡, 横島公司編『北海道と道州制―歴史と現状・国際比較―』札幌大学附属総合研究所, pp.129-144, 2012年3月(第6章執筆, 共著:平井貴幸, 山田玲良)

▼学術論文
・「「コロナ禍」とモンゴル経済の発展趨勢」『日本とモンゴル』第58巻, pp.27-38, 2024年3月(単著)
・「地域統計で見るコロナ禍のモンゴル経済」『日本とモンゴル』第57巻, pp.67-77, 2023年3月(単著)
・「地域統計で見るコロナ禍のモンゴル経済」『日本とモンゴル』第57巻, pp.67-77, 2023年3月(単著)
・「北海道における経済成長とインバウンドの因果関係」『都市学研究』第59号, pp.17-22, 2022年12月(単著)
・「モンゴル国の成長率とその寄与度分解」『日本とモンゴル』第56巻, pp.126-132, 2022年3月(単著)
・「インバウンド観光拡大と経済成長との関連性―構造変化を考慮した時系列分析―」『札幌大学研究紀要』第1号, pp.7-19, 2021年10月(単著)
・(研究ノート)「地域経済の成長とインバウンド拡大との関連性:都道府県パネルデータによる基礎的分析」『札幌大学女子短期大学部紀要』第69号, pp.69-80, 2021年3月(単著)
・「モンゴルのマクロ経済動向と地域経済発展の趨勢」『日本とモンゴル』第55巻, pp.62-75, 2021年3月(単著)
・「日本のインバウンドと経済成長の関連性―共和分検定・因果性検定による実証分析―」『札幌大学総合論叢』第50号, pp.87-99, 2020年10月(単著)
・(研究ノート)「モンゴルにおける地域経済発展の趨勢」『札幌大学女子短期大学部紀要』第68号, pp.77-86, 2020年3月(単著)
・「「危機的状況」後のモンゴル経済の趨勢」『日本とモンゴル』第54巻第1号・第2号合併号, pp.110-122, 2020年3月(単著)
・(研究ノート)「モンゴル牧畜業の生産性変化の計測」『札幌大学女子短期大学部紀要』第66号, pp.65-78, 2018年11月(単著)
・「2000年以降のマクロ経済の基本趨勢」『日本とモンゴル』第52巻第2号, pp.87-96, 2018年3月(単著)
・「Measuring the Performance for Attraction of Foreign Tourists in Japan」『第12届中日管理论坛论文集』pp.121-126, 2017年10月(単著)
・「危機的状況を脱したモンゴル経済」『日本とモンゴル』第51巻第2号, pp.33-39, 2017年3月(単著)
・「モンゴルにおける地域間経済水準格差の動向」『日本とモンゴル』第51巻第2号, pp.80-87, 2017年3月(共著:平井貴幸, 白須孝, 栗林純夫)
・「数値でみる国民経済の趨勢」『日本とモンゴル』第50巻第2号, pp.34-43, 2016年3月(単著)
・「アジア諸国の外国為替レートの変動を読む」『日本とモンゴル』第50巻第2号, pp.52-60, 2016年3月(共著:栗林純夫, 平井貴幸)
・「モンゴル経済の構造変化と成長趨勢」『日本とモンゴル』第49巻第2号, pp.18-25, 2015年3月(単著)
・「モンゴルの地域経済動向―中国内モンゴル自治区との比較―」『日本とモンゴル』第49巻第2号, pp.53-59, 2015年3月(共著:平井貴幸, 栗林純夫)
・「新しい第2世代新興国としてのモンゴル国の経済」『日本とモンゴル』第48巻第2号, pp.120-129, 2014年3月(単著)
・「地域経済の発展趨勢」『日本とモンゴル』第48巻第2号, pp.96-102, 2014年3月(共著:平井貴幸, 白須孝, 栗林純夫)
・“Estimating Effects of Herder, Price and Climate on the Number of Livestock Animals in Mongolia” Journal of International Development (Takushoku University) 12(2), pp.137-150, March 2013(共著:Sumio Kuribayashi, Takashi Shirasu, Takayuki Hirai)
・「継続するモンゴルの経済成長」『日本とモンゴル』第47巻第2号, pp.52-60, 2013年3月(共著:平井貴幸, 栗林純夫)
・「五畜頭数の変動要因を探る」『日本とモンゴル』第47巻第2号, pp.61-67, 2013年3月(共著:栗林純夫, 白須孝, 平井貴幸)
・「わが国におけるインバウンド観光と経済成長の関連性」『国際開発学研究』第11巻第2号, pp.111-121, 2012年3月(単著)
・「「リーマン・ショック」以後のモンゴル経済」『日本とモンゴル』第46巻第2号, pp.70-84, 2012年3月(共著:栗林純夫, 平井貴幸, 大里貴志)
・「ある自治体における公共調達の入札価格分析」『跡見学園女子大学マネジメント学部紀要』第13号, pp.107-131, 2012年3月(共著:丹野忠晋, 平井貴幸)
・「日本における外客誘致活動の効率性とその変化」『国際開発学研究』第11巻第1号, pp.123-138, 2011年9月(単著)
・「我が国におけるインバウンド観光と経済発展―外客誘致の効率性評価と観光主導型経済成長の可能性―」博士学位論文(東京国際大学), 2011年3月(単著)
・「訪日外客誘致の効率性計測とその評価」『経済研究』(東京国際大学大学院経済学研究科) 第13号, pp.1-28, 2011年3月(単著)
・「モンゴルにおけるインバウンド観光の現状と展望」『日本とモンゴル』第45巻第2号, pp.75-81, 2011年3月(共著:平井貴幸, B.バトゥール)
・「国際観光テーマ地区の外客誘致パフォーマンス―DEAによる計測とその評価―」, 国土交通省観光庁 第2回「観光統計を活用した実証分析に関する論文」(平成22年度), 2011年2月(単著, 審査委員会奨励賞受賞)
・「観光客を「効率的」に誘致している都道府県を探る―DEAによる効率性分析―」『地域と経済』第7号, pp.111-116, 2010年3月(単著)
・「モンゴル観光業の課題―MIATの航空運賃をめぐって―」『日本とモンゴル』第44巻第2号, pp.62-69, 2010年3月(単著)
・「モンゴルにおける地域経済力の分布構造―農牧業部門を中心として」『日本とモンゴル』第44巻第2号, pp.53-61, 2010年3月(共著:栗林純夫, 平井貴幸, 大里貴志)
・“On the Japanese Travelers into Mongolia,”Proceedings: Ulaanbaatar Forum for East Asia: Diplomacy, Finance and Tourism (Mongolian Development Research Center) pp.113-118, December 2009(単著)
・「経済成長,国際貿易及びFDIの因果性―ASEAN4における時系列分析―」『経済と経営』第37巻第1号, pp.37-48, 2006年11月(単著)

▼学会発表等
・「北海道経済とインバウンドの関連性についての一試論」北海道経済学会 2022年度ワークショップ, 於札幌学院大学, 2022年10月(単独)
・「北海道にとって観光主導型成長仮説は安定的か?」北海道都市地域学会第60回研究発表会, 於札幌市立大学サテライトキャンパス, 2022年9月(単独)
・「北海道経済のグローバル化の現状」第18回三大学院共同シンポジウム「経済のグローバル化と地域経済」, 於鹿児島国際大学, 2019年12月(単独)
・“Tourism Policy in Japan and Current Situation of Tourism in Hokkaido” 中日マクロ経済政策・産業政策に関する国際シンポジウム, 於中国社会科学院財経戦略研究院, 中国・北京, 2018年3月(単独)
・「日本におけるインバウンド誘致の効率性の計測」第12回日中経営フォーラム, 於広東外語外貿大学, 中国・広州, 2017年10月(単独)
・「インバウンド誘致効率の計測とその変化―東日本大震災前後の比較―」第15回三大学院共同シンポジウム「地方経済の現況と再生策~空洞化と災害を越えて」, 於鹿児島国際大学, 2016年12月(単独)
・「モンゴルの外国為替レートの変動」日本モンゴル学会2016年度春季大会, 於東北大学, 2016年5月(共同:平井貴幸, 栗林純夫)
・“Estimating Effects of Herder, Price and Climate on the Number of Livestock Animals in Mongolia” Conference on Poverty, Inequality & Growth, 於東京国際大学, 2012年12月(共同:Sumio Kuribayashi, Takashi Shirasu, Takayuki Hirai)
・“Collusion, Breakdown, and Competition in Procurement Auctions” 日本応用経済学会2012年度秋季大会, 於明海大学, 2012年11月(共同:Tadanobu Tanno, Takayuki Hirai)
・「モンゴル経済の生産性分析」日本モンゴル学会2012年度春季大会, 於昭和女子大学, 2012年5月(共同:栗林純夫, 平井貴幸, 大里貴志)
・「観光客を「効率的」に誘致している都道府県を探る」近代経済学研究会, 於札幌大学, 2010年3月(単独)
・“On the Japanese Travelers into Mongolia” Ulaanbaatar Forum for East Asia: Diplomacy, Finance & Tourism , 於モンゴル国大統領府, モンゴル・ウランバートル, 2009年8月(単独)
・「経済成長,貿易及びFDIの因果性」近代経済学研究会, 於札幌大学, 2007年3月(単独)

▼その他の業績
・「北海道経済とインバウンドの関連性についての一試論―構造変化を考慮した共和分検定を中心として―」『北海道経済学会ニュースレター』第8号, pp.3-4, 2023年3月(単著)
・「モンゴル牧畜業の生産性変化の計測」『IIET通信』第52号, pp.35-44, 2019年3月(単著)
・「訪日中国人観光客の動向を探る」『札幌大学総合論叢』札幌大学孔子学院特集号(第47号別冊), pp.5-16, 2019年3月(単著)
・「アイマグ・レベルでの牧畜業生産性の計測」『IIET通信』第51号(東京国際大学国際交流研究所), pp.4-10, 2018年3月(単著)
・「インバウンド誘致効率の計測とその変化」『IIET通信』第50号(東京国際大学国際交流研究所), pp.3-7, 2017年3月(単著)
「数値で見る日本のインバウンド観光」『IIET通信』第49号(東京国際大学国際交流研究所), pp.5-9, 2016年3月(単著)
・(新聞記事)「埼玉の外国人観光客の推移」埼玉新聞2015年10月27日付朝刊「県内大学発 経世済民」No.306(単著)
・「発展を続けるモンゴル経済:第2世代の新興国群との比較」『IIET通信』第48号(東京国際大学国際交流研究所), pp.4-11, 2015年3月(単著)
・(新聞記事)「外国人観光客の誘致を考える」埼玉新聞2014年9月23日付朝刊「県内大学発 経世済民」No.230(単著)
・「都道府県レベルの外客誘致効率性の計測とその変化:震災前後の比較」『IIET通信』第47号(東京国際大学国際交流研究所), pp.4-8, 2014年3月(単著)
・「モンゴル農牧業の生産性とその変化」『IIET通信』第46号(東京国際大学国際交流研究所), pp.5-11, 2013年3月(共著:平井貴幸, B.バトゥール)
・(評論)「インバウンド観光の光と影―タイ便就航と中国路線運休」『札幌大学総合研究』第4号, pp.210-215, 2013年3月(単著)
・「モンゴルにおけるインバウンド観光の現状」『IIET通信』第45号(東京国際大学国際交流研究所), pp.10-13, 2012年3月(共著:平井貴幸, B.バトゥール)
・「わが国におけるインバウンド観光と経済発展―外客誘致の効率性評価と観光主導型経済成長の可能性―」『RIFS通信』第44号(東京国際大学国際交流研究所), pp.5-10, 2011年3月(単著)
・「ASEAN4における成長,貿易およびFDIの関連性」ニューズレター『SU-REP』第9号(札幌大学大学院経済学研究科), pp.7-8, 2009年9月(単著)
・(書評)「大住圭介・川畑公久・筒井修二編著, 『現代経済学のコア 経済成長と動学』, 勁草書房, 2006年9月発行, 2900円+税」『地域と経済』第4号, pp.146-148, 2007年3月(単著)
・(書評)「白井早由里著, 『マクロ開発経済学―対外援助の新潮流』, 有斐閣, 2005年10月発行, 3000円+税」『地域と経済』第3号, pp.146-147, 2006年3月(単著)


■社会活動

▼公的社会活動
・科学研究費補助金 基盤研究(C)「インバウンド誘致パフォーマンスの計測とその評価に関する実証分析」(2023~2025年度, 研究代表者)
・「北海道グローバル戦略」の展開に関する有識者会議構成員 2022年10月~現在
・「北海道グローバル戦略」の改定に係る有識者懇談会構成員 2021年8月~12月
・北海道都市地域学会 総務委員会委員長兼事務局長 2020年~現在
・北海道都市地域学会 論文委員会委員 2018年~2020年
・北海道都市地域学会 理事 2018年~現在
・公益社団法人日本モンゴル協会 現代モンゴルの諸相研究会メンバー 2010年~現在

▼その他
・模擬授業「北海道の経済とインバウンド」オンライン(大樹高等学校), 2023年9月
・講演「観光振興は経済成長のエンジンとなりうるか」於札幌北斗高等学校, 2021年11月
・出張講義, 北海道遠軽高等学校「異校種連携事業」2017年~2019年
・モンゴルカレッジ講師「アイマグ・レベルでの農牧業生産性の計測とその変化」ハワリンバヤル2017, 於練馬区光が丘図書館, 2017年5月

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