教員一覧・業績一覧

教員紹介

教員名
松友 知香子

■所属
札幌大学

■職名
教 授

■学位
博士(文学)(大阪大学)

■専門分野
美学・芸術学

■所属学会
美学会、意匠学会、日本映像学会、JMMA日本ミュージアム・マネージメント学会

■学生へのメッセージ
芸術作品は、芸術家の内面世界だけでなく、社会全体を映す鏡でもあり、ある場所で誕生した造形的な特徴が、変貌しながら諸国へと浸透していくダイナミックさや、辺境の地で育まれた造形作品が有するミステリアスさなど、多面的な魅力を持っています。時代やジャンルを横断しながら、様々な芸術について学びましょう。

実績紹介

【~2024年10月】

■研究活動

▼著書・著作
・ピーター・コックス、ダーティントン・ホール・トラスト編 『ダーティントン国際工芸家会議報告書—陶芸と染織:1952年』(共訳)2003年、思文閣出版社
・デザイン史フォーラム編(藤田治彦編集) 『アーツ・アンド・クラフツと日本』 2015年、思文閣出版

▼学術論文
・「ヘキスト染料会社管理棟における色彩について」 『札幌大学研究紀要』 第5号 2023年10月 pp.357-371.(単著)
・「ゾフィー・トイバー=アルプの造形思考(1)ーテキスタイルとの関わりから」『札幌大学研究紀要』 第2号 2022年3月 pp.187-199.(単著)
・「ゾフィー・トイバー=アルプの造形思想(1)テキスタイルとの関わりから」『札幌大学研究紀要』、第2号 2022年3月 pp.187-199.
・「学芸員課程と情報発信:Twitterの試み」『札幌大学研究紀要』 第1号(学系統合号) 2021年10月 pp.231-238.(単著)
・「新即物主義の芸術における緑のサボテンについて」 『札幌大学総合論叢』 第51号 2021年3月  pp.67-75.(単著)
・「新即物主義の〈都市画〉について」 札幌大学総合研究所編 『札幌大学総合研究』 第12号 2020年 3月 pp.1-8 (単著)
・「新しいものづくり文化をめざして〜札幌と高岡での試み」 札幌大学附属総合研究所編 『札幌大学総合論叢』 第46号 2018年10月 pp.77-85. (単著)
・「エルンスト・バルラハの〈ギュストロー記念碑〉と〈洗礼を見守る天使〉について」、 札幌大学附属総合研究所編 『札幌大学総合論叢』 第44号 2017年10月 pp.32-44. (単著)
・「フィリップ・オットー・ルンゲとロマン主義のアラベスクについて」、 札幌大学文化学部紀要『比較文化論叢』 第32号 2016年 pp.19-28. (単著)
・「地域ブランドの創造-札幌スタイルの歩み-」、札幌大学附属総合研究所編 『札幌大学総合研究』 第7号 2015年12月 pp.47-58. (単著)
・「《対話型》の鑑賞法を手掛かりとした美術鑑賞の実践」、札幌大学文化学部紀要『比較文化論叢』 第31号 2015年 pp.55-65. (単著)
・「ルンゲの『1日の諸時間(Die Zeiten)』における〈天使〉と〈子ども〉」、札幌大学文化学部紀要『比較文化論叢』 第27号 2012年 pp.1-16 (単著)
・「メディアとしてのシルクスクリーン」 九州産業大学美術館編 『メディアとしてのシルクスクリーン』展カタログ 2011年 (単著)
・「黙示録としてのコンピュータ芸術/技術」 日独文化研究所編『文明と哲学』 第3号 2010年 pp.129-137. (単著)
・「イリュージョンの美学:コンピュータと芸術」 日独文化研究所編『文明と哲学』 第2号 2009年 pp.128-139. (単著)
・「〈工場萌え〉の考察—現代技術の美学的諸問題」 日独文化研究所編『文明と哲学』 第1号 2008年 pp.76-85. (単著)
・「パウル・クレーの〈天使〉についてー〈都市画〉との関連から」 美學会編『美学』 第233号  2008年 pp. 86-99. (単著)
・「ブルーノ・タウトの〈旧・日向邸〉をめぐる一考察:タウト建築における日本的なものとヨーロッパ的なもの」 大阪大学美学研究室編 『美学研究』 第5号 2007年 pp.41-63. (単著)
・「パウル・クレーの都市画について」 美學会編『美学』 第225号 2007年 pp.42-55. (単著)
・「クレーにおける色彩と形態について」 美學会編『第55回美学会全国大会・若手フォーラム論文集』 2005年 pp.67-76. (単著)
・「ブルーノ・タウトの建築の変貌」、鹿島美術財団年報『鹿島美術研究』 第22号(別冊) 2005年 pp.214-223.(単著)
・「ブルーノ・タウトの建築と色彩−ベルリン近郊のタウト自邸を中心に」 意匠学会編『デザイン理論』 第42号 2003年 pp.63-76. (単著)

▼学会発表等
・「フィリップ・オットー・ルンゲの『一日の諸時間(Die Zeiten)』における〈天使〉と〈子ども〉」 文芸学研究会(於・神戸女学院大学)2012年5月
・「フィリップ・オットー・ルンゲにおける形象の修辞学」 国際修辞・コミュニケーションフォーラム (於・札幌大学)2011年10月
・「メディア・アートのイリュージョン性」 意匠学会 第52回全国大会 (於・関東学院大学) 2010年8月
・「パウル・クレーの〈天使〉についてー〈都市画〉との関係から」 美学会 第58回全国大会 (於・北海道大学)2007年10月
・「パウル・クレーの〈都市画〉について」 美学会 第56回全国大会(於・慶応義塾大学) 2005年10月
・「ブルーノ・タウトの建築と色彩 タウトにおける東洋的なものと西洋的なもの」 意匠学会(於・武庫川女子大学) 2005年7月
・「パウル・クレーの色彩と形態」 美学会 第55回全国大会 若手研究者フォーラム (於・京都工芸繊維大学) 2004年10月
・「ブルーノ・タウトの建築と色彩—ベルリン近郊の自邸を中心に」 第44回意匠学会 (於・京都工芸繊維大学) 2002年11月

▼雑誌/新聞への寄稿
・「地元ブンガク 北海道後志地方 木田金次郎美術館」 『たびぽえ』 第4号 2022年11月
・DAAD友の会編 『ECHO』 「ドイツ留学の思い出」2015年 第31号 50-52頁
・ワークスコーポレーション編 『CGWORLD』「Transmediale.2010」2010年 第141号 95頁
・ワークスコーポレーション編 『CGWORLD』「SIGGRAPH ASIA 2009 ART GALLERY部門」2010年 第139号 52頁
・大阪日々新聞 「関西美術探訪:永観堂」2005年
・大阪日々新聞 「関西美術探訪:忘却のふちに沈む歴史:京都北野天満宮絵馬所」2004年
・大阪日々新聞 「関西美術探訪:サントリーミュージアム(天保山):ディック・ブルーナ展」2003年(展覧会評)
・大阪日々新聞 「関西美術探訪:西宮市大谷美術館:ボローニャ国際絵本原画展」2003年(展覧会評)
・大阪日々新聞 「関西美術探訪:京都国立近代美術館:ドイツ工作連盟展」2003年(展覧会評)

▼その他の業績
・翻訳 「ハンス・ゲオルク・ガダマー著 『美のアクチュアリティ』 第二章 象徴」 『比較文化論叢』第30号 2014年 pp.72-82.
・2004年度 鹿島美術財団研究助成「ブルーノ・タウトの建築の変貌」
・ドイツ学術交流会(DAAD)2004年度 語学研修助成(於イエナ大学)
・ドイツ学術交流会(DAAD)2005年度 若手研究者のための研究助成(於イエナ大学哲学科)
・文部科学省科学研究費補助金(若手研究B)(2008年〜2011年) 研究テーマ:「近代都市と天使絵図の諸相:1920-30年代における、精神史としての絵画史」

■社会活動

▼公的社会活動
・Gesellschaft für Interkulturelle Philosophie, Schatzmeisterin(2011.9〜2016.3)

▼社会人学習
・創造学園豊平塾 講師(2023年2月15日)「女性の視点から見た西洋美術史」
・創造学園豊平塾 講師(2018年6月28日)「ドイツ美術の魅力」

▼その他
・NTTタウンページ アドバイザリーボード, ボードメンバー (2016-2017)

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