札幌大学吹奏楽団は、1979年、音楽を愛し志の高い学生達によって創団されました。1980年、吹奏楽コンクールに初めて参加し、翌年には第一回定期演奏会を開催。1992年に音楽監督として今井敏勝氏を迎え、その指導のもと、全日本吹奏楽コンクールは1998年の初出場から今日までに12回の出場を誇っています。1999年には、日奥音楽親善団としてウイーン楽友協会ホールでの演奏、2002年の第5回インターナショナルアルペンミュージックフェスティバルに出場するなど音楽を通しての国際交流にも積極的に取り組み充実した活動など、日本を代表する大学バンドとしての地位を確立しています。 今年度より音楽監督として今井成実氏を迎え、団の強化に向け新たな活動をスタートしました。豊かな音楽を奏でる喜びを求め、多くの先輩方が築き上げた「心技体」の教えを基に良い「サウンド」を求めて活動しています。
名称 | 札幌大学吹奏楽団 |
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創団 | 1979年(昭和54年) |
吹奏楽団の教え | 「心 技 体」 「心技体」は、故木村吉宏先生[元大阪市音楽団団長(現Osaka Shion Wind Orchestra)、名誉指揮者]から札幌大学吹奏楽団に贈られた言葉です。 "「心技体」は私たち音楽集団にとって重要なことである。それは、どのような音楽をしたいかを常に心に持ち、これを表現するために技術があり、技術を身につけるために体力がいるということである。「心技体」のどれが欠けてもいい音楽は出来ない。このことを忘れずに、いつも心にとめておこう。" 札幌大学吹奏楽団の育ての親、木村先生のお言葉を大切に守り続け、心のある音楽を求めています。 |
団員数 | 12名 |
今後の目標 | 今年の目標は、小さなアンサンブルでも、個々のスキルを上げ、響き豊かな温かい音楽を奏でることです。音楽を通しての結びつきは素晴らしく我々を大きく育ててくれます。音楽は正直であり、時には残酷なものです。心の豊かさそのものが音の響きと考えます。精度を上げ、大編成では表現出来ない緻密で感動的な音楽、多くの方々に喜んでいただける音楽をと考えています。それは、自らの幸せとなります。 |
チームスタッフ |
● 顧問:武者 加苗(経済学系教授) ● 音楽監督:今井 成実 ● 外部コーチ:岡野 葵 |
https://www.instagram.com/suwo_music/ |
※2024年7月現在時点
2022年 | ● 札幌地区吹奏楽コンクール 小編成の部 金賞 ● 北海道吹奏楽コンクール 小編成の部 金賞 ● 札幌市区アンサンブルコンテスト 木管三重奏 金賞 ● 北海道アンサンブルコンテスト 木管三重奏 金賞 |
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2023年 | ● 札幌地区吹奏楽コンクール 大編成の部 金賞 ● 札幌地区アンサンブルコンテスト 管打6重奏 金賞 ● 北海道アンサンブルコンテスト 管打6重奏 銅賞 ● 第9回K金管楽器コンクール 尾田 麻梨菜(トランペット) 第3位 |
● 全日本吹奏楽コンクール出場(12回) ● 全日本アンサンブルコンテスト出場(3回) ● 創立20周年記念 日奥音楽親善団 ウィーン楽友協会ホールチャリティーコンサート(1999年) ● 第20回記念定期演奏会 札幌コンサートホール キタラ(2000年) 客演指揮 ロジェ・ブトリー(パリギャルド吹奏楽団名誉指揮者) ソリスト シルヴィー・ユー(パリギャルド主席クラリネット奏者) ● 第5回インターナショナルアルペンミュージックフェスティバル出場 スイス・サースフェー(2002年) |
今年度より新しい体制でスタートした札幌大学吹奏楽団は、部活動、クラブチーム、文化団体において吹奏楽、オーケストラのメンバーとして活躍し、学業にも真摯に向き合うことのできる生徒のみなさんの入学をお待ちしています。入学後も吹奏楽団の一員として、吹奏楽活動と学業を両立させ、充実した有意義な大学生活を過ごしましょう。
昨今は各種コンテスト、学内外の演奏は勿論のこと、小学生、中学生を中心に部活動の地域移行が進み、吹奏楽を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。本学では音楽を通して地域との結びつきをさらに深め、本学施設を活用した演奏会、講習会などを企画していきたいと考えています。小学生から高校生、自衛隊音楽隊の協力を得て開催した「第1回西岡地区吹奏楽フェスティバル」は、お陰様で多くの皆様にご来場いただき盛会に終えることが出来ました。今後も吹奏楽団の活動が、地域の活性化に繋がるよう取り組んでいきます。
また、これからは部活動の地域移行が進む中で、音楽専門大学卒業生だけでなく、一般大学の卒業生も外部指導者として活躍できる場が増えてくるでしょう。札幌大学吹奏楽団では、卒業後も音楽を奏でながら社会の一員として頑張ってくれる指導者を育てることも、大きな教育の一つと考えています。
是非、本学吹奏楽団の一員として頑張ってみませんか。