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文化学部からのお知らせ
2008.04.17
文化学部で、日本で初めてとなる日本武芸「体道」の授業が始まりました
文化学部スポーツ文化コースで、この春より日本武芸文化を学ぶ講義として、大学の授業では日本で初めてとなる日本武芸「体道」の授業が始まりました。
「体道」とは、昭和39年に結成した全日本体道連盟が教授する古武術です。文化学部スポーツ文化コースの2年次春学期授業「日本武芸文化演習基礎I」の中で行い、希望者は、2年次秋学期授業「日本武芸文化演習基礎II」、3年次春学期授業「日本武芸文化演習応用I」、3年次秋学期授業「日本武芸文化演習応用II」まで修得すれば、全日本体道連盟公認段位初段の取得も可能です。現在「体道」を講義として学べる大学は日本で本学のみとなります。
本講義では、日本武芸を学ぶための基本的な身体技法と、16世紀に創られたとされる浅山一伝流体術の初目録の型を学び、日本武芸文化の奥深さを学んでいきます。特に身体技法の合理性は、身体の仕組みや動きに応じた技の体系、型に集約された技の多様性、相手との身体を通してのコミュニケーションにまで至ります。さらに身体で覚えるだけでなく、その内容を自分の言葉で記述することにより、身体感覚を客観化する能力や表現する力を養います。
■講義の説明
■教員による模範演武
■技の説明
■型の練習