文部科学省では、教育改革や学生支援改革の取り組みとして、各高等教育機関から申請されたものの中から優れた取り組み(Good Practice)を選定し、財政的な支援を行う多様なプログラムを実施しています。
札幌大学でもカリキュラムや就職支援などでさまざまな改革に取り組んでおり、現在、以下の取り組みが文部科学省の支援プログラムとして採択されています。
文部科学省事業名 | 取組名称 | 採択年度 |
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大学教育・学生支援推進事業 【テーマB】学生支援推進プログラム |
「なりたい自分」をサポートする札大就活スキルアッププログラム | 平成21年度 |
大学教育充実のための 戦略的大学連携支援プログラム |
北海道・関東・東海・近畿の大学連携による「知域」拡大プロジェクト | 平成21年度 |
2009年7月7日、本学の就職支援に関する取り組みが、平成21年度文部科学省「大学教育・学生支援推進事業」学生支援推進プログラムに採択されました。 取組名称は『「なりたい自分」をサポートする札大就活スキルアッププログラム』。「キャリア教育」と「就活支援」の2つを有機的に連携させ、学生が希望の進路に就くことを強力にサポートする内容となっています。
従来から「キャリア科目」を開講してきた毎週月曜日3講時を全学的に「就活関連講座専用枠」とし、多種多様な就職講座を複数開設することで、効率的なスキルアップ環境を整備します。同時に、総合学生支援システム「アイトス」により、教職員が学生の就活スキル習得状況や希望進路を共有し、効果的なカウンセリングを行う体制を構築します。
各種就職講座については、キャリアカウンセラーをはじめ、教職員が連携してその運営にあたります。同じ講座内容を繰り返し開講し、学生の多様なライフスタイルへの対応と、反復学習による教育効果の向上に努めます。
さらに、常時求人情報を閲覧できる環境をさらに充実させ、気軽にカウンセリングに応じる体制を整え、「なりたい自分」に導いていきます。
札幌大学と帝塚山大学、創価大学、明治薬科大学、愛知学院大学、名古屋学院大学の6大学による取り組みが、文部科学省の平成21年度「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択されました。取組名称は、『北海道・関東・東海・近畿の大学連携による「知域」拡大プロジェクト』で、各地域の中核的教育校である6大学が協力し、教育の連携・共有・公開による大学教育の充実と社会に対する「知域」(知の領域)の拡大に取り組んでいきます。
帝塚山大学が開発し、現在国内外74大学で約5万人の学生が利用しているネットワーク型教育システムTIES(タイズ)を活用し、6大学が持つ遠隔教育や映像を用いた双方向型の教育ノウハウと、インターネットやITに関する経験と技術力を活かして、次の4つの事業を展開していきます。