札幌大学について

札幌大学総合研究所

概要

札幌大学総合研究所は、学校法人札幌大学が設置する高等研究機関であり、札幌大学において教育研究を行う専任教員が、個別又は共同研究により各自の研究及び教育力の向上を図ると共に、その研究成果をもって地域社会への貢献することを目的としています。

札幌大学は、1967年の開学以降、経営学部附属産業経営研究所、札幌大学附属法務・自治行政研究所、経済学部附属地域経済研究所、大学院文化学研究所附属ペリフェリア・文化学研究所の4研究所を設立し、それぞれが独自の活動を展開して優れた業績を積み上げてきましたが、2009年4月、これらの研究所の知的財産とその蓄積を基に、より高領域でより綿密な、かつ創意に満ちた地域研究を展開するために4研究所を統合し、札幌大学総合研究所を設立しました。

付置組織

(1)札幌大学ロシア文化センター
2020年4月、札幌大学の教育研究成果をもとに、ロシア文化の地域社会への普及と北海道とロシア地域の交流を促進により日露の友好交流に資することを目的とするロシア文化センターを設立しました。

(2)札幌大学アイヌ文化研究センター
2020年12月、アイヌ民族に関する教育研究成果をもとに、アイヌ文化の担い手育成等を通じて次代に貢献し、国内外におけるアイヌ民族に関する理解の促進に資することを目的とする札幌大学アイヌ文化教育研究センターを設立し、般社団法人札幌大学ウレパクラブとも連携しつつ、各種事業を実施しています。

(3)札幌大学-広東外語外貿大学 企業文化と経営研究センター
2021年6月、札幌大学及び札幌大学大学院と広東外語外貿大学において共同研究チームを組織して、現代企業経営と文化に関わる研究連携を強化し、研究成果を社会へ還元するとともに、日中両国の経営と文化の相互理解に貢献することを目的とする札幌大学-広東外語外貿大学 企業文化と経営研究センターを設立しました。

(4)札幌大学英語教育研究センター
2022年11月、札幌大学における英語教育に関する教育研究成果をもとに、英語教育の担い手育成などを通じて次代に貢献するとともに、英語教育に関する理解の促進および全国の英語教育研究者との交流に資することを目的とし、外部英語研究機関との交流、講演会・シンポジウム等の開催をしています。

事業

総合研究所は、次の事業を行う。

(1) 教員が行う研究・調査
(2) 外部機関との共同研究及び受託研究
(3) 講演会・シンポジウム等の開催
(4) 総合研究所にかかわる機関誌、その他の出版物の刊行
(5) その他本学の研究及び教育のために必要な事業

組織図

札幌大学総合研究所の組織図