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プレスリリース

2009.02.06

講演会『大学生の統合失調症について』を開催します

札幌大学学生相談室では平成18年から学生指導・支援を積極的に進めるためにも大学教職員としての学生対応力向上の目的で、毎年、講演会を開催しています。

今年度は2回の講演会を予定しています。第1回目となる講演会は、本学学生相談室専門相談員である矢萩英一氏(平松記念病院、精神科医師)を講師に「大学生の統合失調症について」と題して2月19日(木)に札幌大学で開催します。

統合失調症とはWHOによると特有の思考障害、幻覚・幻聴や妄想、気力低下、無為・関心喪失などのうちいくつかの症状が1か月以上続くものを言います。発症率は100人に1人が発症する身近な疾患で、大部分は思春期に発症するため、教育現場においてもよく理解しておく必要があります。

兆候としては家族、友人など周囲の人と意思疎通が悪くなり、被害妄想が強くなったりします。意欲喪失やひきこもりなどの一因にもなる場合があります。この疾患により体調が悪くなり、学業など普段の生活に支障をきたすようになります。早期に発見し医療に繋げることが大切です。

講演ではこの病気に対する知識、そのような学生に対する対処法を説明し、集団の中でのフォローや個人的に支援しなければならないこと、就職活動へのアドバイスなど、日々学生対応に当たっている教職員がぜひ知っておくべき内容となっております。

今回の講演は本学教職員を対象としていますが、一般の方々の参加も受け付けます。参加を希望される方は事前に電話での申し込みが必要となります。

第2回目の講演会は二宮信一氏(北海道教育大学釧路校 准教授)を講師に招き、「大学における軽度発達障害を持つ学生の支援について」を3月17日(火)に予定しています。

日時 2月19日(木) 15:00~17:00
講師 矢萩 英一 氏(平松記念病院、精神科医師)
演題 「大学生の統合失調症について」
場所 札幌大学 中央棟2階 第一会議室(札幌市豊平区西岡3条7丁目)
問合せ・申込 札幌大学学生相談室 011-852-1181 内線2143
受付時間 9:00~16:30(月~金曜日)
受付締切 2月17日(火)
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