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プレスリリース

2010.03.08

札幌大学孔子学院講座受講生が北海道地域限定通訳案内士試験に合格しました

札幌大学孔子学院では、北海道地域限定通訳案内士試験制度がスタートしたことに合わせて平成20年度から「北海道限定通訳案内士(一次筆記試験)受験対策講座」開講しています。
このたび、当講座の受講生である小宮麻衣子さんが、平成21年度北海道地域限定通訳案内士(中国語)試験に合格しました。
小宮さんは、中国に留学した経験をお持ちで、留学中に中国教育部(日本の文部科学省に相当)公認のHSK中国語能力試験で最も難度の高い高等の9級を取得済みであり、既に高い中国語能力を習得しています。
小宮さんは、さらなる上達の励みになるようこの資格取得を目指して本講座を受講したとのことです。今回の受験では、地域限定だけではなく通常の通訳案内士試験も同時に受験して、両方とも合格しました。
平成21年度北海道地域限定通訳案内士(中国語)試験は合格率約20%の難関であり、しかも中国語を母語としない人の合格が非常に少ない中で、合格したことは大きな快挙です。

【地域限定通訳案内士試験について】

平成18年4月から、これまでの通訳案内士に加えて、都道府県の区域内でのみ活動することのできる地域限定通訳案内士の資格が創設され、都道府県が地域限定通訳案内士試験を実施できることとなりました。
通訳案内士とは、報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう)を行うことを業とする者のことをいいます。
通訳案内士は、単に語学力が優秀というだけでなく、日本地理、日本歴史、更に産業、経済、政治及び文化といった分野に至る幅広い知識が求められており、外国人旅行者に日本をより良く理解してもらうための、いわば「民間外交官」として重要な役割を担っています。
地域限定通訳案内士が行う仕事は通訳案内士と同様ですが、その業務は登録を受けた都道府県の区域内に限られます。(北海道経済部観光局ホームページから引用)

【北海道限定通訳案内士(一次筆記試験)受験対策講座」(講師:杉江聡子)】

この講座では、一次筆記試験対策として、主に翻訳、成語、慣用句の習得を目指し、日本の伝統文化や生活習慣等を中心に中国語圏からの観光客をガイドする際に活用できる内容を学びます。

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