札幌大学

学群・専攻

リベラルアーツ専攻

リベラルアーツは諸科学に親しみ、
多元的な思考力を養う学問。
世界を視野に地域やビジネスの課題を解決する
理解力、対話力、行動力を身につけます。

リベラルアーツ専攻は
こんな人におすすめ

01
言語・文化を学び異文化交流したい
02
幅広く学びながら自分の興味を見つけた
03
北海道の魅力を広げたい

学びのポイント

  • 世界で使える力を深める

    韓国、中国、ロシアなど、日本と隣り合う国の文化を学びます。そこから、国際理解力、国際交渉力を深めていきます。

  • 地域に貢献できる力を磨く

    北海道の自然、観光、ツーリズムについて理解を深め、地域に貢献できる知識を身につけたり、経験を積んだりしていきます。

  • 対話力と思考力

    サツダイが大切にしていることの一つがフィールドワークです。フィールドワークを通し、対話する力や課題解決を考える力を身につけます。

4年間の学び

取得できる学位►学士(文化学)

必修科目選択科目

項目 1年 2年 3年・4年
基盤
教育科目
基盤教育科目
ゼミナール
入門演習
基礎演習
ゼミナールI ゼミナールII
ゼミナールIII ゼミナールIV
ゼミナールV ゼミナールVI
西洋の
リベラル
アーツ
リベラルアーツ入門
異文化間コミュニケーション 人間と自然 社会の数理
ロシア文化入門 倫理学 フランス文化入門 哲学 生命と科学 歴史と地理 数理論理学
ロシア文化論 ロシア史A ロシア史B フランス文化論
東洋の
リベラル
アーツ
韓国文化入門 中国文化入門
韓国文化論 中国文化論 中国史A 中国史B
現代の
リベラル
アーツ
北海道観光概論 北海道アウトドア概論 北海道アウトドア論A
コンピュータ科学入門 科学とその応用 日中交流論 日ロ交流論 リベラルアーツ研究 観光WEBデザイン入門 北海道アウトドア論B 北海道アウトドア論C 旅程管理 プロモーションと企画
みぢかな分子科学 みぢかな科学計測 ゲーム理論 アジアの経済発展 生命と環境
演習
地域共創演習 アドベンチャートラベル演習A ウィンターアクティビティ演習A
アドベンチャートラベル演習B ウィンターアクティビティ演習B
語学
中国語初級Ⅰ 中国語初級Ⅱ ロシア語初級Ⅰ ロシア語初級Ⅱ 韓国語初級Ⅰ 韓国語初級Ⅱ
中国語中級Ⅰ 中国語中級Ⅱ 通訳ガイド中国語 ロシア語中級Ⅰ ロシア語中級Ⅱ 通訳ガイドロシア語

学びの特徴

幅広い教養を身につけることで、多様な視野や考え方を手に入れよう。
現代社会の課題を考える力を養う 1年次の必修科目として開設する「異文化間コミュニケーション」「人間と自然」「社会の数理」。これらは、「現代において自立した主体として生きるための知」の基礎であり、本専攻の羅針盤です。中国・韓国・ロシア・フランスを中心に言語や文化の学びを通じたコミュニケーション力、自然や科学領域の教養を身につけ、現代社会の抱える課題を考える力を養います。
アドベンチャーツーリズムを牽引する アドベンチャーツーリズムとは、「自然」「アクティビティ」「文化体験」の3要素のうち、二つ以上で構成される旅行のこと。北海道と異文化に関する知識と対話力を、「アドベンチャートラベル演習」や「ウィンターアクティビティ演習」と掛け合わせることで、北海道でのアドベンチャーツーリズムを牽引する実践力を育みます。この科目群は、みらい志向プログラム:ビジネス創生「食・観光」プログラムの一翼も担っています。

進路イメージ

広く教養を身につけることで
多様な業種や資格を目指し、未来に無限の夢を描けます。

めざす資格

●旅行案内業資格(通訳案内士等)
●中国語検定試験(HSK等)
●学芸員
●翻訳検定試験(文芸翻訳検定等)

めざす進路

●一般企業(海外と取引する企業)
●出版・広告・マスコミ
●官公庁
●国際協力機関
●学芸員
●映像クリエイター
●インテリアデザイナー
●コンテンツビジネス

卒業後の進路

内定先
株式会社AIR DO
(客室乗務員職)
本郷 七海

幅広い分野の学びが、就職の強みに。

本郷 七海さん

リベラルアーツ専攻 (2023年度卒)
北海道 北海学園札幌高等学校出身

サツダイの良いところは就職支援の手厚さ。キャリアサポートセンターは、やりたいことが見つからなかった私の「何となく気になる」程度の気持ちから、将来を導きだしてくれました。目標を航空業界に定めてからは、週3回キャリアサポートセンターへ。航空業界専門の先生に面接練習やエントリーシートの添削をしてもらいました。実際の面接では履修していた中国語での自己紹介や、2年次に参加した学生広報誌の活動について思いを伝えました。副編集長として、一人ひとりの顔を見て話すことや感謝を伝える大切さを知ったこと。おかげで希望通りの内定をもらうことができました。今はやりたいことがないひとも、サツダイに来たら、きっとなりたい自分が見つけられると思います。

学位授与の方針 [ディプロマ・ポリシー:DP]

教育課程編成・実施の方針 [カリキュラム・ポリシー:CP]

教育課程編成の目的

リベラルアーツ専攻では、知徳体を兼ね備え、豊かな教養と多元的な思考力を駆使しながら、現代社会が抱える多様かつ複雑な諸課題に対処できる人材を育成する

学修過程(分類毎の履修の目的・目標・過程)
〈CP1〉西洋のリベラルアーツ
西洋古典の流れをくむ諸科学の教養を身につけると同時に、学際的な学びの基礎を確立する
〈CP2〉東洋のリベラルアーツ
中国を中心とする東洋の歴史と文化にかかわる専門知識を学ぶと同時に、高いレベルでの言語運用能力を身につける
〈CP3〉現代のリベラルアーツ
多様なメディアを駆使する異文化コミュニケーションにかかわる専門知識を学ぶと同時に、柔軟な発想力や総合的な判断力を身につける
〈CP4〉研修
諸科学の方法を駆使しながら、身近な課題の解決策を実戦的・経験的に学ぶ
〈CP5〉発展科目
リベラルアーツで培った基礎的で根本的な知を土台にして、さまざまな専門知を学ぶ
〈CP6〉キャリア教育
社会認識と自己分析の方法を学ぶと同時に、実社会で即戦力となる知識を身につける
〈CP7〉ゼミナール
既得の知識や技能、方法論をもとに、相互に議論を重ね、諸課題に関する卒業研究に取り組む
教育課程の構成と学習成果(DP)との関係

リベラルアーツ専攻カリキュラムマップ (PDF:585KB)

副専攻科目

リベラルアーツ専攻を副専攻として認定する場合の条件は以下のとおり

(1)下表に示す基本科目及び発展科目から合計20単位以上を修得

(2)講義系の科目は、人文科学・社会科学・自然科学・学際科学から下記科目を含み、各2単位以上修得。

(3)演習系の科目は、合計4単位以上を修得

  講義系 演習系
人文科学 社会科学 自然科学 学際科学
基本科目 哲学と倫理A(1)
哲学と倫理B(1)
歴史と物理A(1)
歴史と物理B(1)
思想と文学A(1)
思想と文学B(1)
文化と芸術A(1)
文化と芸術B(1)
東西交流論A(1)
東西交流論B(1)
法と宗教A(1)
法と宗教B(1)
政治と心理A(1)
政治と心理B(1)
経済と社会A(1)
経済と社会B(1)
数理と論理A(1)
数理と論理B(1)
人間と自然A(1)
人間と自然B(1)
環境と科学A(1)
環境と科学B(1)
ゲームと行動A(1)
ゲームと行動B(1)
文化と表象A(1)
文化と表象B(1)
異文化コミュニケーションA(1)
異文化コミュニケーションB(1)
スポーツ指導論(2)
スポーツ指導実践(1)
リベラル・アクションⅠa(2)
リベラル・アクションⅠb(2)
リベラル・アクションⅠc(2)
リベラル・アクションⅡa(2)
リベラル・アクションⅡb(2)
リベラル・アクションⅡc(2)
リベラル・アクションⅢa(2)
リベラル・アクションⅢb(2)
リベラル・アクションⅢc(2)
リベラル・アクションⅣa(2)
リベラル・アクションⅣb(2)
リベラル・アクションⅣc(2)
リベラル・アクションⅤa(2)
リベラル・アクションⅤb(2)
リベラル・アクションⅤc(2)
リベラル・アクションⅥa(2)
リベラル・アクションⅥb(2)
リベラル・アクションⅥc(2)
発展科目 他専攻に開設される専門科目
学修方法と評価
  • 文献を渉猟し、多読と精読を積み重ねる。
  • 探索・収集した資料やデータを整理・分析し、考察をレポートにまとめる訓練を、幅広い分野において繰り返す。
  • 中国語系プログラムにおいては、読み、聞き、話す力を、演習的アプローチにより段階的かつ集中的に習得する
  • 研修・実習系科目においては、取組むべき課題に即して企画・実践し、ディスカッションやプレゼンテーションを行う
  • 各科目は、試験またはレポートによりAA~Eの6段階で評価し、100点満点で60点以上(C段階以上)を合格とする

入学者受入れの方針 [アドミッション・ポリシー:AP]

札幌大学では、豊かな教養と確かな実践力を備え、他者と協力し、未来を切り拓き、地域や世界へはばたこうとする意欲的で多様な価値観をもつ学生を求めています。そのため、リベラルアーツ専攻では、学力の3要素毎に以下のような資質・能力・意欲を持った人物を入学者として受け入れています。

リベラルアーツ専攻 [入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)]については、以下のファイルをご確認ください。

リベラルアーツ専攻「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」(PDF:598KB)